こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。

こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。
「一条工務店の家に合う、おしゃれな照明ってどれが正解?」
照明選びに悩む方は本当に多いと思います。
わが家もまさにその一人でした。
打ち合わせ中にさんざん迷った結果、トイレ照明にオーデリックの「アクア」ペンダントライトを採用しています。
結論から言うと大満足です。
ただし「明るさ」と「取り付け位置」を先に詰めておかないと、確実に後悔します。
この記事では、実際に使ってわかったメリットと、選ぶ前に確認すべきポイントを整理しました。
はちぱん


先に、この記事の前提を書いておきます。
トイレは家の中で最も面積が小さい部屋です。
だからこそ、照明1つ変えるだけで、空間全体の印象が一変します。
| リビング | トイレ | |
|---|---|---|
| 面積 | 広い | 1畳程度 |
| 照明が空間に与える影響 | 一部分 | 全体 |
| 照明にかける費用の効率 | △ | ◎ |
| 来客が必ず入る場所 | — | 入る |
そして意外と重要なのが最後の行です。
トイレは、来客が必ず一人で入る唯一の部屋。
じっくり見られる空間なので、コストパフォーマンスで言えば、リビングより効率が良い投資先だったりします。


※画像引用元:オーデリック株式会社|アクア特設ページ
オーデリックの「アクア」シリーズは、水をモチーフにしたガラスのペンダントライトです。
いちばんの魅力は「点灯時と消灯時で表情が変わる」ことです。
消えているときはオブジェのように見え、点灯すると光がガラスの中で揺らぎます。
アクアはいくつか型番があるので、わが家が採用した品番をそのまま出します。
一条の照明仕様書にも同じ品番が載っているので、頼めばメーカー経由でも入れられます(わが家は施主支給にしました。理由は後述します)。
| 品番 | OP252545LR(オーデリック) |
| 希望小売価格 | 18,800円(税抜) |
| 全光束 | 385lm |
| 消費電力 | 5.6W |
| 光色 | 電球色 2700K |
| 演色性 | Ra94(高演色) |
| サイズ | φ130 × 高さ227mm |
| 全長 | 507〜1,307mm(コード収納で調整) |
| 重量 | 0.8kg |
| 取付 | 引掛シーリング/口金E17 |
| 調光 | 不可(非調光) |
注目してほしいのがRa94という演色性です。
Raは物の色が本来どおりに見えるかの指標で、住宅用のLEDはRa80台が多い。90を超えると、ものの色がはっきり違って見えます。狭いトイレでタオルや壁紙の色が沈まないのは、ここが効いています。
地味に効くのが全長を507mmから1,307mmまで調整できることです。
コードを収納できるので、天井高やトイレの広さに合わせて吊り位置を決められます。ペンダントライトで怖いのは「思ったより下がってきて邪魔」なので、ここに幅があるのは安心材料でした。
※価格は希望小売価格(税抜)です。通販の実売はこれよりかなり下がります。
これが採用を決めた理由でもあります。
一条の内装はシンプルで直線的です。
クロスも建具も「きれいにまとまっている」ぶん、言い方を変えると「無難で個性が出にくい」という側面があります。
そこに曲線とガラスの質感を持つ照明を1つ入れると、空間に一気に表情が出ます。
大がかりな造作をしなくても、照明だけで「こだわった感」を出せるのが利点です。
特に相性が良いと感じるのはこういう内装です。
ここが本題です。
デザインだけで選ぶと確実につまずくポイントを挙げます。
これが最大の注意点です。
デザイン性の高いペンダントライトは、電球色(オレンジがかった暖色)が基本になります。
雰囲気は抜群ですが、ダウンライトの昼白色に慣れていると「暗い」と感じます。
感覚の話で終わらせたくないので、数字を出します。
この器具の全光束は385lmです。一般的な60W形のLED電球が約810lmなので、半分以下ということになります。
「思ったより暗い」の正体はこれです。デザインで選ぶ照明は、明るさより光の見え方を優先して作られています。数字を先に知っていれば、覚悟したうえで選べます。
トイレで問題になるのは、こういう場面です。
対策は「メイン照明を別に用意して、アクアは補助にする」か、「明るさに余裕のある電球を選ぶ」のどちらかです。
わが家は雰囲気優先で割り切りましたが、掃除のときだけ少し見えにくいのは事実です。
ここは好みが分かれる部分なので、正直に書いておきます。






ペンダントライトは吊り下げ式なので、位置を間違えると物理的に邪魔になります。
トイレで確認すべきなのはこの3点です。
おすすめは「便器の真上ではなく、少しずらした位置」です。
真上だと影ができやすく、圧迫感も出ます。
照明の位置は電気配線の打ち合わせで決まります。後から動かすには電気工事が必要です。
図面上でミリ単位まで詰めておいてください。
意外と見落とされます。
| 機能 | トイレでの有用性 | コメント |
|---|---|---|
| 人感センサー | ◎非常に高い | 両手が塞がっていても点く。消し忘れゼロ |
| 調光 | ○ | 夜中に眩しくない。ただし対応器具が限られる |
| 調色 | △ | トイレではそこまで必要ない |
人感センサーは、トイレでは特に価値が高いと感じています。
夜中に手探りでスイッチを探す必要がなくなりますし、子どもの消し忘れが構造的になくなります。
ただしデザイン性の高いペンダントライトは、センサー対応していないことがあります。
「センサーにしたいのに、この器具では無理」というパターンがあるので、器具を決める前に対応可否を確認してください。
アクアについては、はっきりしています。
仕様書に「調光器不可」と明記されています。非調光です。調光スイッチにつなぐ前提で考えているなら、この器具は選べません。
わが家は調光なしで割り切りました。トイレは滞在時間が短いので、明るさを段階で変えたい場面が結局ありません。ただ、これは事前に知っていたから納得できた話です。あとから「調光にできない」と分かるのはつらいと思います。
アクアはトイレ専用ではありません。
むしろ、他の場所でも効果的に使えます。
いちばん映える場所かもしれません。
カウンター上に2〜3灯を等間隔で並べると、一気にカフェのような雰囲気になります。
ただしキッチンは作業スペースなので、明るさは別途ダウンライトで確保してください。
ペンダントだけだと手元が暗くなり、包丁作業が危険です。
ガラスの質感が水まわりとよく合います。
鏡と組み合わせると光が反射して、空間が広く見える効果もあります。
注意点として、洗面所は湿気が多いので、器具が使用可能な場所かどうかを必ず確認してください。
吹き抜けや階段上に吊るすと、家に帰ってきた瞬間の印象が変わります。
ただし高所は電球交換に足場や長い脚立が必要になります。
LED一体型なら交換頻度は低いですが、いずれ寿命は来るので、交換方法まで含めて考えておくのが賢明です。
コスト面の話をしておきます。
照明器具は施主支給しやすいアイテムの代表格です。
ハウスメーカー経由で買うより、ネット通販のほうが安く手に入ることが多いからです。
| メーカー経由 | 施主支給 | |
|---|---|---|
| 価格 | 定価に近い | 安い・ポイント還元も |
| 取り付け | 込み | 要相談(工事費が別途かかる場合あり) |
| 保証・トラブル対応 | メーカーが窓口 | 自分で対応 |
| 手間 | なし | 選定・購入・納品管理が必要 |
施主支給する場合は、必ず事前に「支給品の取り付けが可能か」を確認してください。
取り付け対応の可否や工事費の扱いは、メーカーや時期によって異なります。
また引き渡し日までに手元に届いている必要があるので、納期の管理も自分の責任になります。
人気商品は品切れすることもあるので、早めの発注が鉄則です。
ここまで一般論を書きましたが、わが家はアクアを施主支給しています。
一条の仕様書に品番が載っているので、そのまま頼むこともできました。それでも自分で買いました。
やり方はシンプルです。
これで安く買えて、しかも楽天のポイントまで貯まりました。
定価は18,800円(税抜)ですが、通販だとかなり下がります。同じものが手に入って差額とポイントが残るなら、やらない理由がありませんでした。
引掛シーリングさえ天井に付いていれば、そこへ照明器具を取り付ける作業に電気工事士の資格は要りません。
コンセントに家電を挿すのと同じ扱いだからです。だから器具だけ自分で買って、自分で付けられます。
ただし、引掛シーリングそのものの取り付けや、天井裏の配線工事は電気工事士の資格が必要です。ここは絶対に自分でやらないでください。
だから「引掛シーリングまでは一条にやってもらう」という切り分けになります。
逆にいうと、打ち合わせの段階で「ここは引掛シーリングにしておいてください」と伝えておく必要があります。
ダウンライトのように天井へ埋め込む器具で計画されていると、後から吊り下げ照明に替えるのは簡単ではありません。施主支給したい場所は、図面が固まる前に申告する。これだけです。
わが家が買ったのはこれです。
引掛シーリングが付いていれば、自分で交換できます。
照明器具は住設の中でも数少ない「後から気軽に変えられる」ものです。
ただし配線を直結する「直付け」タイプだと、交換に電気工事士の資格が必要になります。
将来変えたい可能性があるなら、引掛シーリングにしておくと自由度が残ります。
ガラス製なので、ホコリは目立ちます。
ただしトイレの照明は面積が小さいので、ハンディモップでサッと拭くだけで済みます。
手が届く高さかどうかは、設置前に確認しておいてください。
脚立が必要な高さだと、掃除の頻度は確実に落ちます。
アクア(OP252545LR)の希望小売価格は18,800円(税抜)です。
ただし通販の実売はこれよりかなり下がります。定価だけ見て諦めるのはもったいないところです。
ダウンライトと比べれば高いですが、「その部屋の印象を決める1点」への投資と考えると十分に見合うと思っています。1万円前後で毎日目に入るものが変わるなら、私は安いほうだと思いました。
逆に言えば、全部屋をデザイン照明にする必要はありません。
トイレ・玄関・キッチンカウンターなど「効く場所」を1〜3箇所に絞るのが、費用対効果としては最適です。
機能面ではまったく問題ありません。
これは「必要かどうか」ではなく「好きかどうか」の話です。
ただ、家づくりは判断の連続で疲れます。
その中で「ここだけは自分で選んだ」と言える場所が1つあると、家への愛着がまったく違ってきます。
照明はその候補として、いちばん手を出しやすい部分だと思います。
施主支給はトイレだけではありません。和室にはイサム・ノグチのAKARI 55Dを吊るしています。
じつは和室については、一条の図面に最初から「商品・取付工事ともお客様手配」と書かれていました。
つまり和室の照明ははじめから施主支給の前提だったということです。ここは選択の余地なく自分で選ぶことになります。
逆に言えば、好きなものを入れられる場所が最初から用意されていたとも言えます。せっかくなので、ここはこだわりました。
| 品番 | AKARI 55D(イサム・ノグチ) |
| サイズ | 直径55cm × 高さ53cm |
| 素材 | 美濃和紙・竹ひご・鋼(黒塗装) |
| 重量 | 0.49kg |
| 付属 | シェードのみ。コード・ソケット・電球は別売り |
ここは必ず気をつけてください。AKARIはシェード単体で売られていることが多く、コード・ソケット・電球が付いていません。
本体だけ買っても吊るせないし、点きません。ペンダント用器具がセットになっている商品を選ぶか、別で用意する必要があります。
照明のつもりで注文すると、届くのは「和紙の球」だけということになります。商品ページの付属品欄を必ず見てください。
最近は安い類似品もかなり増えてきました。見た目だけならよく似ています。
それでも本物はめちゃくちゃいいです。美濃和紙と竹ひごで組まれているので、点けたときの光の出方が違う。和室に吊るすと、そこだけ空気が変わります。ここは値段で妥協しなくてよかったと思っています。
照明は、家づくりの中で「小さな金額で、確実に満足度が上がる」数少ない部分です。
全部にこだわる必要はありません。効く場所を1〜3箇所選んで、そこだけ本気を出す——これがいちばん賢い使い方だと思います。


















