こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。

こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。
ランドリールームで最後まで悩むのが、作業台と棚をどうするかです。
わが家は家を3回建てていて、ランドリールームの構成には毎回悩んできました。
そのうえで出した結論がこれです。
作業台は必要。ただし造作せず、後付けで置くほうがいい。
この記事では、その理由と、実際に使っている製品、そして高さ・幅・湿気対策・費用まで、後付けで失敗しないための判断材料をまとめます。
はちぱん


| 問い | 答え |
|---|---|
| 作業台は必要? | 必要。1回目は付けず後悔した |
| 造作か後付けか | 後付けを推奨 |
| 高さは | 85cm前後(身長÷2+5cmが目安) |
| 何を置いたか | 天馬フィッツプラスメッシュ FM7504 を複数台 |
| それ以前は | 山善の移動式ワゴン ABW-8560 |
1回目の家では作業台を設けませんでした。
結果は「やっぱりあったほうが便利だった」。洗濯物を一度カゴに入れて別の部屋へ運び、そこで畳む——この往復が地味に効いてきます。
だから「必要か?」への答えははっきり必要です。
問題は作り方のほうでした。
造作カウンターを付けると、その寸法に合う収納を後から探すことになります。
「カウンター下に何を入れるか」を先に決めずに天板だけ作ると、ちょうどいいサイズの収納が見つからず、結局すき間だらけ——というのはよくある話です。
順番が逆なんです。
造作は壁に固定されるので、使わなくなっても簡単には撤去できません。
ランドリールームの使い方は、子どもの成長や乾燥機の導入で意外と変わります。
「今の暮らし」に合わせて固定してしまうのは、少しリスクがあると考えました。
これが決定打でした。
わが家の3回目は一条工務店です。
一条の標準ランドリーカウンターはシンプルな壁付けのカウンター板。悪くはないのですが、それだけです。
これに数万円かけて、さらに下の収納を別で買うくらいなら——
最初から気に入ったものを後付けしたほうがいい。
これがわが家の結論です。
造作代を浮かせて、その予算を「収納も兼ねた良い家具」に回すほうが、満足度が高くなりました。



なお一条工務店では、ランドリー収納について新しいタイプのチェストが展示場に登場しているのを確認しています。
今後の標準仕様が変わる可能性もあるので、こちらもあわせてどうぞ。
→ 【一条工務店】ランドリールーム用のチェストが登場?展示場で確認してきました
ひとくちに「後付け」と言っても、やり方は3つあります。
| ①壁付けカウンターをDIY | ②収納チェストを置く | ③移動式ワゴン | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 1〜3万円台 | 1.5〜3万円台 | 1万円台〜 |
| 収納力 | △(下は別途) | ◎ | △ |
| 移動 | 不可 | 重いが可能 | ◎ キャスター付き |
| 下地工事 | 必要 | 不要 | 不要 |
| 向く人 | 幅を目一杯使いたい | 収納も一緒に解決したい | スペースが狭い・賃貸 |
わが家が選んだのは②の収納チェストです。
「作業台」と「収納」を1つで解決できるのが理由です。
①の壁付けDIYは、天板の幅を自由にできる反面、壁の下地を探してビスを打つ必要があります。
洗濯物を畳む台は意外と力がかかるので、下地のない場所に固定するのは危険です。DIYに慣れていないなら避けたほうが無難です。
後付けで一番失敗しやすいのが高さです。
目安はこの式です。
作業台の高さ = 身長 ÷ 2 + 5cm
| 身長 | 目安の高さ |
|---|---|
| 150cm | 80cm |
| 160cm | 85cm |
| 170cm | 90cm |
| 180cm | 95cm |
市販のチェストやワゴンは85cm前後の製品が多いので、身長160cm前後の方ならそのまま使えます。
逆に背が高い方は、少し低く感じる可能性があります。
アイロンがけをするなら、少し高めを選ぶのがコツです。
畳むだけなら低めでも問題ありませんが、アイロンは前傾姿勢が続くので腰に来ます。
高さばかり注目されますが、幅と奥行きも同じくらい大事です。
バスタオルを畳むときの幅を考えると、奥行き40cm前後あれば十分に作業できます。
逆に奥行きを取りすぎると、ランドリールームの通路が狭くなります。
洗濯機の扉を開ける動線と干渉しないかは、必ず図面で確認してください。
収納は多いほうがいいので、つい幅いっぱいに置きたくなります。
でもランドリールームは人が立って作業する場所です。
この3つを確保したうえで、残った幅に収まるものを選びます。
幅が足りないなら、複数台を並べるという手もあります。わが家はこの方法です。
今のメインがこれです。複数台を並べて、作業台兼収納として使っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 幅75×奥行41×高さ85cm |
| 段数 | 4段 |
| 天板 | 木製天板。軽いアイロンがけもできる |
| 機能 | 引き出しロック付き/組立不要の完成品 |
選んだ決め手は高さ85cmと天板がしっかりしていることです。
プラスチックの衣装ケースは天板がたわむものが多いのですが、これは上で作業できます。
購入前の注意点があります。
同じ「フィッツプラスメッシュ」でも、脚が高くて総高94cmになるタイプが流通しています。
カウンターとして使うつもりなら、商品ページで高さの表記を必ず確認してください。85cmと94cmでは使い勝手がまったく変わります。
今の家に引っ越す前に使っていたのが、山善の折りたたみワゴンです。
スペースがない家、賃貸、とりあえず試したい人にはこちらが向きます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 幅45×奥行40/62×高さ85cm |
| 特徴 | バタフライ天板で奥行きを40→62cmに広げられる |
| 移動 | キャスター付き。使わないときは寄せられる |
畳むときだけ天板を広げて、終わったら畳んで隅に寄せる。
常設スペースがなくても作業台が持てるのが最大の利点です。
こちらも高さ85cmなので、感覚を変えずに使えました。






造作をやめた理由でも触れましたが、「何を入れるか」を先に決めるのが後付け成功のコツです。
入れるものが決まれば、必要な引き出しの深さと段数が決まり、選ぶべき家具が自動的に絞れます。
ランドリールームに置きたくなるものは、だいたいこの5つです。
| 入れるもの | 必要な収納 | ポイント |
|---|---|---|
| 洗剤・柔軟剤のストック | 深い引き出し | 詰め替えパックは意外とかさばる |
| タオル類 | 浅め〜中くらい | 使用頻度が高いので上段が便利 |
| ハンガー・洗濯ばさみ | 浅い引き出し | ごちゃつくので仕切りがあると良い |
| アイロン | 深い引き出し | コードが絡むので単独スペース推奨 |
| 下着・部屋着 | 中〜深 | ここに入れると「畳んでその場でしまう」が完結する |
いちばん効くのが最後の「下着・部屋着をここにしまう」です。
洗う→乾かす→畳む→しまうまで1部屋で終われば、各部屋への配達がなくなります。
作業台を置く本当の価値は、実はここにあります。






作業台は「面」なので、天板の素材で使い勝手が変わります。
| 素材 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|
| 木製(化粧板) | 見た目が良い。作業しやすい | 水濡れに弱い。輪ジミ |
| メラミン | 傷・水に強い。手入れが楽 | 質感は人工的 |
| ステンレス | 水と熱に最強 | 冷たい。傷が目立つ |
| 樹脂(本体一体) | 安価・軽い・湿気に強い | たわむ製品がある |
注意したいのが最後の「たわみ」です。
安価なプラスチックの衣装ケースは、上に体重をかけると天板がしなります。
洗濯物を畳むだけなら耐えられても、アイロンがけのように押しつける作業には向きません。
わが家が天馬のチェストを選んだのも、樹脂ボディに木製天板が載っている構造だったからです。
湿気に強い本体と、作業に耐える天板。この組み合わせがランドリールームには合っています。
意外な落とし穴が、物干しバーの下に作業台を置いてしまうケースです。
干した洗濯物が天板の上に垂れてくると、作業スペースとして機能しません。
洗濯物は思ったより長く垂れるので、ロングコートやシーツを干したときを想定して位置を決めてください。
物干しと作業台は、できれば別の壁面に分けるのが理想です。
ここは家具選びの記事ではあまり触れられませんが、ランドリールームは家の中でいちばん湿気が多い場所のひとつです。
洗濯物を室内干しすれば、当然そのぶんの水分が空気中に出ます。
そこに家具を置くわけなので、選び方が変わります。
わが家が樹脂製のチェストを選んでいるのは、収納力や価格だけでなくこの湿気の問題があるからでもあります。
木製の立派なカウンターを造作するより、結果的に扱いやすいと感じています。
検索すると「ランドリールームの作業台はいらなかった」という声も出てきます。
これも正しい意見なので、フラットに整理します。
つまり「他の場所で足りる、または置く余裕がない」なら、無理に作らなくていいということです。
もったいないのはこちらです。設置したのに使っていないケース。
共通しているのは、使い勝手を検討せずに設置してしまったことです。
これは「作業台がいらなかった」のではなく、設計を間違えたという話です。
だからこそ、あとから調整できる後付けが有利だと考えています。
| こんな家庭 | 判断 |
|---|---|
| 乾燥機を使う(乾太くん・ドラム式) | 作業台の価値が高い。乾燥後すぐ畳める |
| 共働きで時短したい | あったほうがいい |
| ランドリールームで完結させたい | 必須 |
| 畳むのはリビング派 | なくてもよい |
| スペースがそもそも足りない | 移動式ワゴンで代用 |
お金の面も整理しておきます。
| 造作カウンター | 後付け(チェスト) | |
|---|---|---|
| 費用 | 数万円〜(下の収納は別途) | 1.5〜3万円台で収納込み |
| 支払い | 住宅ローンに乗る | 現金・一括 |
| やり直し | 不可 | 可能 |
| 引っ越し | 置いていく | 持っていける |
造作は住宅ローンに含められるので、月々の負担としては小さく見えます。
ここは造作の強みです。
ただしFPとして言うと、「やり直せない」ことのコストは金額に出てきません。
合わなかったときに撤去できない、引っ越すとき持っていけない——これも立派なコストです。
キッチンや収納のように造作でしか実現できないものには迷わずお金をかけるべきです。
でもランドリーの作業台は市販品で十分に代替できる領域でした。だからわが家は後付けを選びました。
ランドリールームの形によって、作業台の置き場所は変わります。
洗濯機と同じ壁に並べて配置します。
横移動だけで洗う→畳むが完結するのが利点です。
ただし通路幅が削られるので、奥行きの浅い家具(40cm前後)を選ぶことが前提になります。
ここで奥行き60cmのものを置くと、一気に通りにくくなります。
洗濯機の向かい側に作業台を置く形です。
振り返るだけで作業できるので動線としては最短になります。
注意点は通路幅です。最低でも人が立ってしゃがめる幅(75〜80cm程度)は確保してください。
洗濯機の扉と引き出しが同時に開けられるかも、必ず確認しましょう。
部屋の角に沿って配置する形です。
作業スペースを最大限に取れる反面、角の部分がデッドスペースになりやすいという弱点があります。
角には使用頻度の低いストックを置くと割り切ると、うまく機能します。
| 方法 | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 造作カウンター(新築時) | 数万円〜 | 収納は別途。住宅ローンに乗る |
| 造作(後からリフォーム) | さらに高くなる | 職人の出張費が乗る |
| 壁付け棚をDIY | 1〜3万円台 | 下地探し・電動ドライバーが必要 |
| 収納チェスト | 1.5〜3万円台 | 収納込みでこの価格。コスパ最良 |
| 移動式ワゴン | 1万円台〜 | いちばん手軽 |
この表を見ると、収納チェストのコスパが際立っているのがわかると思います。
作業台と収納を1つの家具で兼ねられるので、実質的に「造作カウンター+下の収納」と同じ機能が、より安く手に入ります。
なお造作を後からリフォームで頼むと、材料費より人件費のほうが高くなりがちです。
「あとで造作すればいい」と考えているなら、その前に市販品を試してみることをおすすめします。
後付けの失敗は、ほぼ採寸ミスです。買う前にこれだけ測ってください。
特に最後の2つは忘れられがちです。
完成品のチェストは組み立て不要な代わりに、箱のまま運ぶので搬入経路がシビアになります。
できます。むしろこの記事の主旨は「最初から後付けでいい」です。
家具を置くだけなら工事も不要なので、住んでみてから決めても遅くありません。
シンプルな壁付けカウンター板なので、それ単体では収納になりません。
下に別途収納を買う前提なら、最初から収納付きの家具を後付けするほうが安く済むことが多いです。
ただし仕様は更新されるので、今の内容と金額は必ず見積書で確認してください。
木製天板のチェストなら、アイロンマットを敷いたうえで軽いアイロンがけは可能です。
ただし直接高温を当てるのは避けてください。天板が変色・変形する原因になります。
用途が違います。洗濯機上の棚は「置き場所」、作業台は「作業する面」です。
洗剤やストックを置くだけなら上棚で足りますが、畳む・アイロンをかけるなら腰の高さの面が要ります。
ランドリールームは、毎日必ず使うのに設計段階では後回しにされがちな場所です。
だからこそ「住んでから調整できる」後付けという選択肢を、最初から視野に入れておくと失敗しません。



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