ランドリールームは洗濯だけでなく、「畳む」「アイロンをかける」「しまう」までの動線をどう作るかが重要な空間です。
なかでも悩むのが作業台と棚の配置。
つけるべきか?いらないのか?それとも後から足す?
この記事では、3回家を建てた私が実際に選んだ配置とおすすめアイテムをご紹介しながら、後悔しないランドリールームづくりを解説します。
ランドリールームに作業台や棚は必要?設けるメリットとは?
結論から言うと、ランドリールームに作業台や棚は必要です。
ただ、我が家は家作りの段階では作業棚は設置せず、後付けで作業棚を設置しました。
理由は以下の通り
・棚の大きさに合わせて下の収納を用意しないといけない為
・もし必要無くなった時に簡単には取り外せない為
・ハウスメーカー標準の棚の見た目や大きさが気に入らなかった為
ちなみに我が家の3回目の家作りは一条工務店でした。
一条工務店標準のランドリー用カウンターはシンプルな壁付けのカウンター板。
これに数万円かけて後から収納も買うぐらいなら、後付けで気に入る物を選んだ方がいい!という結論に至りました。
最新の一条工務店では改善Verが出るとも噂されています。
ランドリールームは、家事効率を左右する場所。
ここに作業台と収納棚をセットで設けることで、洗濯動線がぐっとスムーズになります。
実際にわが家でも、この組み合わせを取り入れてから洗濯物の片付けが3割時短できました。
ランドリールームにカウンター収納をつける利便性とは?

画像引用元:天馬公式サイト|フィッツプラス メッシュ シリーズ
ランドリールームにカウンターを設置すると、その場で畳む・アイロンをかけるなどが一箇所で完結できます。
カゴから取り出してリビングへ移動…という無駄な動きが減るのが大きな利点です。
また、カウンター下を収納棚にすれば、洗剤やタオル類もスッキリ整理できます。
私が愛用しているのは「天馬のフィッツプラスメッシュのFM7504」。
高さや奥行きが絶妙で、収納+カウンター代わりにもなる優秀アイテムです。
見た目もシンプルで清潔感のあるホワイトカラーとブラウンカラーがあって、チェストもしっかり引き出せる使いやすいタイプかつロック機能付きで、高さ85cmはカウンターにピッタリのサイズです。

画像引用元:天馬公式サイト|フィッツプラス メッシュ シリーズ
我が家ではこれを複数個組み合わせて使っています。
ランドリールームにぴったりの定番収納として、心からおすすめできます。
洗濯→乾燥→畳む動線がスムーズになる作業台の役割
ランドリールームに作業台があると、洗濯物を「干す→畳む→しまう」までが一気に完結します。
とくに乾太くんやドラム式乾燥機を使っている方にはおすすめ。乾燥後、すぐ隣の作業台で畳めるので、家事がスムーズになります。
作業台がないと、洗濯物を一旦かごに入れて、別の部屋で畳んで…という二度手間が発生。
小さなお子さんがいるご家庭や共働き世帯ほど、時短効果のある作業台は強い味方になります。
棚を設けることで洗剤や洗濯カゴがスッキリ収まる理由
ランドリールームは湿気も多く、物が散らかりやすい場所。
だからこそオープン棚や引き出し収納を活用することで、見た目も清潔感もキープできます。
棚の中には、洗剤・柔軟剤・アイロン・ハンガー・カゴなど、使用頻度が高いアイテムを取り出しやすく収納。
カウンター下に引き出しを組み合わせると、ランドリールーム全体が使いやすくまとまります。
先ほど紹介した「フィッツプラスメッシュ FM7504」は、そのまま作業台と棚収納を兼ねた構成としても使える点が魅力です。
天板がしっかりしているので、その上で軽いアイロンがけも可能です。
ランドリールームにチェストを置くスペースがなかったり、移動式で使いたい人はコチラもオススメ!
私が今の家に引っ越す前に使ってた山善の移動式作業台です。
「作業台いらない」って本当?後悔しない判断ポイント
SNSやブログなどで「ランドリールームの作業台はいらなかった」「スペースのムダだった」という声を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に、私自身も家づくり1回目では作業台を設けず、結果として「やっぱりあったほうが便利だった…」と感じました。
ランドリールームに作業台は「いらない」派の意見とは
作業台を「いらない」と感じた方の多くは、以下のような理由を挙げています。
- 畳む作業はリビングなど別の場所でやることが多い
- スペースに余裕がなく、優先順位が低かった
- ドラム式洗濯機の上を天板にして代用できた
つまり、「ほかの場所で事足りる or そもそも置く余裕がない」という条件であれば、無理に作業台を設置しなくても問題ないという考えです。
設置したけど使わなかった?後悔する人の共通点
一方で、作業台を作ったのに結局使っていないという人も。
そういった方の共通点は、使い勝手を考慮せずに設置してしまったケースがほとんどです。
例えば、高さが合わず腰が痛くなった、奥行きが足りなくて畳みにくい、洗濯機の位置と動線が悪かった…など、設計ミスによる「後悔」です。
作業台が不要なケースと、必要な家庭の違い
✔ 洗濯物を毎回リビングや寝室で畳む派なら不要かもしれません。
✔ 逆に、ランドリールームで完結させたい・乾燥機派・共働きなどで時短重視なら、設置する価値ありです。
つまり、作業台の有無はライフスタイル次第。
どちらが正解というより、「自分たちの使い方に合うかどうか」で判断すべきポイントなのです。
ランドリールームの作業台と棚を後付けしたい方へ
家を建てたあと、「やっぱり作業台つけておけばよかった…」と感じる方も多いもの。
でも大丈夫。ランドリールームの作業台や棚は後付けも可能です。
ポイントは「高さ」「設置方法」「置きたい場所の寸法」をよく確認すること。
ランドリールームの作業台の高さは何cmがベスト?
作業台の高さは身長÷2+5cmが目安と言われています。
例えば身長160cmの方なら85cm前後がちょうど良い高さ。
この高さなら、アイロンがけや洗濯物を畳むときに腰が痛くなりにくいです。
また、収納チェストを使って作業台にする場合も高さの合う商品を選ぶのが非常に重要です。
わが家で使っている「フィッツプラスメッシュ FM7504」は、高さ85cmでまさに理想の高さでした。
ランドリールームに合った作業台・棚の選び方まとめ
ランドリールームに合う作業台や棚を選ぶには、以下の3つを意識しましょう。
- 自分や家族の身長に合った高さ
- 動線の邪魔にならない幅と奥行き
- 収納としても使える機能性
使う人・家族構成・ライフスタイルによって「必要な形」は異なります。
記事内で紹介した2つの商品は、どちらも省スペース・多用途な点で非常に優秀。
ランドリールームの設計や改善を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ランドリールーム 作業台 棚の最適な配置とは?
ランドリールームは毎日の家事効率に直結する空間。
だからこそ、作業台と棚の設置は「暮らしやすさ」を左右する重要なポイントです。
私自身、家を3回建てた中でランドリールームの構成には何度も悩みましたが、
最終的には「収納付きの作業台」に落ち着き、非常に快適な家事動線を実現できました。
省スペースでも、後付けでも、「ちょっとの工夫」でグッと使いやすくなるのがランドリールーム。
ぜひ、ご家庭のライフスタイルに合った形で取り入れてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご紹介した商品が、みなさまの家づくりや暮らしに役立てば嬉しいです。
コメント