こんにちは、はちぱん住宅ラボの管理人のはるです。
私はこれまでに注文住宅を3回建ててきました。
1回目の家作りは太陽光+蓄電池
2回目の家作りは太陽光も蓄電池も無し
両方のパターンを経験してきてきました。
そんな私が今回3回目の家作りで最終的に選んだのは
「蓄電池1台+ポータブル電源」という組み合わせでした。
この記事では、なぜ蓄電池を2台にしなかったのか、2台設置の費用感や電気代への効果、そしてなぜ今「ポータブル電源」が現実的な選択肢になるのかを、実体験ベースで詳しく解説します。
もしあなたが「蓄電池を2台にすべきかどうか…」と迷っているなら、この記事がその判断材料になるはずです。
一条工務店で蓄電池を2台設置する理由とは?
一条工務店で建てた人の中には、「蓄電池は2台にすべきか?」と悩む方が少なくありません。
特に最近は、災害への備えや電気代の高騰もあって、「少しでも多く電気を蓄えたい」と考える家庭も増えています。
でも本当に、蓄電池を2台にすることにメリットはあるのでしょうか?
まずはその目的と、得られる効果について解説します。
一条工務店 蓄電池 2台にする目的と効果
結論から言えば、蓄電池を2台にする理由は「安心感の最大化」と「電力自給率の向上」です。
2台あれば、日中に太陽光で発電した電力をしっかりと蓄えて、夜間や停電時に存分に使うことができます。
特に昨今は買電単価は上がり続け、売電単価は下がり続けています。
太陽光パネルを搭載した家でも「電気は売らずに自分で使う」これが今のトレンドです。
実際に私も2台構成を検討していた時期がありました。
蓄電池1台(7kWh)だけでは、電力が賄いきれずに買電が発生してしまうのと
子育て真っ最中で、もし災害が起きたときに「電気が止まる」というのがすごく不安だったからです。
でもその後、蓄電池1台の価格がおよそ70万円と知り、2台だとその倍…。「本当に2台必要?」と冷静になりました。
そこで目をつけたのがJackeryのポータブル電源でした。
蓄電池は1台にして、日中余った電力をポータブル電源に充電しておけば、夜間の照明や冷蔵庫、スマホ充電にも使えます。
しかも非常時だけでなく、アウトドアやBBQにも使えるので、出費に対する満足度が非常に高いです。
我が家はこのスタイルにして電気代も下がり、安心感と自由度を手に入れました。
蓄電池を2台にするか迷っているなら、「1台+ポータブル電源」という選択肢も、ぜひ検討してみてください。
我が家が選んだのは「Jackery ポータブル電源 1000New」
我が家が実際に使っているのは、Jackeryの「ポータブル電源 1000New」というモデル。
コンセントからも充電できて、定格出力1500W 瞬間最大3000Whと、家庭での使用にも十分すぎる程のパワーがあります。
スマホは約50回、電気毛布なら約11時間、電子レンジやドライヤー等の一般的な高出力家電も使用可能で、防災はもちろん日常使いでもとても便利。
今のところ、非常時・日常・アウトドアすべてで大活躍中です。
価格も家庭用蓄電池に比べて圧倒的に安く、私は約10万円で購入しました。
実は定価だともう少し高いのですが、セール期間中だとお安く購入出来る事があるので、そのタイミングで購入するのがオススメです。
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2台にした場合の電気代の変化【実例あり】
蓄電池を2台にすると電気代が劇的に安くなる?と思っていませんか?
実は、必ずしもそうとは限りません。
私が以前検討していた頃、実際に2台構成にしていた一条オーナーさんに話を伺ったところ、年間での電気代の差はおよそ1〜2万円程度だったそうです。
たしかに「災害時にも備えたい」「売電せずに自家消費を徹底したい」という方にとっては価値があります。
しかし、売電価格がまだ高いご家庭や、そもそも日中にあまり電力を消費しない生活スタイルだと、2台にしても元が取れるのはかなり先になるのが現実です。
我が家では、1台分の余剰電力をポータブル電源に回すことで、実質的に2台目の役割を補っています。
この方法なら、コストを抑えつつ「自家消費+災害対策」まで実現可能。
今のところ、光熱費の削減効果も実感していますし、ポータブル電源があることで「電気を無駄にしていない感」があります。
一条工務店の家に蓄電池2台は本当に必要なのか?

「2台にすべきか、それとも1台で十分なのか?」というのは、非常に悩ましい判断ですよね。
私は蓄電池がなかった家と、1台の家、2台検討中の家と経験してきたからこそわかりますが、「必要かどうか」は家庭によって大きく異なります。
この章では、「2台本当に必要なのか?」という疑問に対し、家庭ごとの電力事情や注意点から検証していきます。
1台では足りない?家庭の電力消費と蓄電容量
結論としては、共働きや電力消費が少なめの家庭なら1台でも十分です。
たとえば我が家(夫婦+子ども2人)は、洗濯・食洗機・お風呂の給湯などを夜間にまとめて使うことが多いのですが、1台の蓄電池+ポータブル電源で充分カバーできています。
太陽光発電量は天候にも左右されますが、昼間の余剰電力を貯めておく先が1台+ポータブルなら無駄なく運用可能。
逆に2台にすると、「使い切れない」「売電できない」=損した気分になることも。
実際に、日中ほとんど家にいない家庭では、蓄電池2台あっても容量を活かしきれないケースが多いのです。
2台運用のデメリットや注意点も確認しよう
蓄電池を2台運用する際の一番のネックは、コストと管理面の負担です。
1台あたり約70万円、2台にすると軽く100万円を超えてきます。
さらに、設置スペースの確保や制御システムの調整など、物理的にも心理的にも「扱う責任」が増える感覚がありました。
また、バッテリーの寿命(約10年)を考えると、2台分の交換費用も将来の負担になります。
その点、ポータブル電源はコンパクトで持ち運び自由、USB・ACもそのまま使えるなど、日常でも活躍してくれる安心アイテム。
「がっつり節電」というより、「うまく電気を活用して暮らしに備える」という意味で、私にとっては最適解でした。
蓄電池の後付け・追加費用を詳しく解説

「最初は1台にして、必要になったら2台目を追加しよう」と考えている方も多いですよね。
実際に後から追加することは可能ですが、事前に知っておくべき注意点や費用感があります。
一条工務店の蓄電池は後から追加できる?
一条工務店の蓄電池は、基本的には後付け可能です。
ただし、初期の電気設計やスペースの都合によって、後付け対応が難しいケースもあるのが実情です。
たとえば、屋外に追加で蓄電池を置くスペースがない場合や、分電盤の容量が足りない場合などは、追加設置に工事や申請が必要になります。
事前に「あとで追加したくなるかも」と思っているなら、新築時にスペース・配線を見込んでおくことが大切です。
蓄電池を後付けする際の費用と条件とは
後付け蓄電池の費用は、工事費込みで約80〜100万円程度かかることがあります。
特に、一条工務店のスマート電化・HEMSとの連携を維持したまま追加する場合は、対応機器が限られていたり、申請が必要だったりとハードルが上がる印象です。
私の知人も、後付けしようとした際に「工事の規模が大きくなる」と言われ、結局私が進めたポータブル電源で対応することにしたそうですが、とても良かったと言って貰ってます。
費用対効果を考えると、後付けで2台目を設置するよりも、初期から「1台+ポータブル電源」で設計する方が現実的な場合もあります。
一条工務店 蓄電池 2台の価格相場と比較
蓄電池2台の価格は、工事費込みでおよそ140万円前後が目安です(1台約70万円想定)。
これに対し、ポータブル電源はサイズや性能にもよりますが、10万前後で購入可能です。
我が家が使っているJackeryのモデルも、10万円弱で購入しましたが、日常でも防災用としても大活躍。
つまり、コストは約1/7程度で、「電気をためて使う」という体験はしっかり叶えられているのです。
もちろん用途は限られますが、2台目の役割としては十分すぎるほど優秀だと感じています。
蓄電池2台運用で後悔しないためのチェックポイント

ここまで読んで「2台必要なのかまだ迷う…」という方は、いくつかの視点で冷静にチェックしてみましょう。
この章では、ライフスタイルや発電状況など、後悔しないための判断軸を紹介します。
我が家のライフスタイルに合っている?
まず最優先で考えるべきなのは、「2台分の電気、本当に使いきれる?」という点です。
たとえば、日中に誰も家にいない共働き家庭では、太陽光で発電しても、その電気を日中に使う機会が少なくなります。
その結果、「2台分も貯めたのに使い切れない」「売電もしにくい」という状態になりがちです。
逆に在宅勤務が多く、昼間も電力消費がある家庭であれば、2台構成の恩恵を受けやすいかもしれません。
自分たちの生活スタイルと照らし合わせて判断することが大切です。
蓄電池と太陽光発電の連携にも注目
蓄電池2台が活躍するかどうかは、「太陽光の発電量」との相性にも大きく左右されます。
例えば、屋根の方角や面積によって太陽光の発電効率が低いと、そもそも2台分をフルに充電することが難しい場合もあります。
また、曇天や冬季などの発電が弱い時期には、2台あっても空っぽのままという事態も起こりえます。
その点、ポータブル電源は必ずしも太陽光発電に依存せず、コンセントから充電も可能なので、発電量の不安がある家庭にはとても便利です。
よくある質問Q&A|蓄電池2台の疑問を解決
Q. 蓄電池を2台にすると停電時もエアコンや電子レンジが使える?
A. 蓄電池の容量次第ですが、基本的にエアコンや電子レンジのような高出力機器は長時間の使用が難しいです。
とくにエアコンは消費電力が大きく、2台設置でも使い放題というわけではありません。基本は冷蔵庫や照明、スマホの充電といった「生活維持」に絞ると◎です。
Q. ポータブル電源でも冷蔵庫や電子レンジは動かせる?
A. Jackery 1000Newの場合、定格出力1500W 瞬間最大3000Whなので、ほぼ全ての家庭用機器に対応可能です。
冷蔵庫であれば数時間、電子レンジも短時間なら使用可能。日常使い+非常時の安心を兼ね備えています。
一条工務店で蓄電池を2台にするか迷ったら?
私はこれまでに家を3回建てて、蓄電池なし・ありの両方を経験しました。
その私が最終的に選んだのは、「蓄電池1台+Jackeryポータブル電源」という組み合わせです。
理由はシンプル。
コスパが良くて、使い勝手が良くて、何より暮らしにちょうどいい。
2台目の蓄電池を設置してしまえば、それで終わり。ですが、ポータブル電源なら持ち運びもできて、BBQや車中泊、旅行にも使える。
もちろん、ご家庭によって最適解は異なります。
でももし「2台は迷うな…」という気持ちがあるなら、まずはポータブル電源を試すのも、後悔しない選択肢のひとつです。
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