はじめに
「一条工務店って電気代が安いらしいけど、本当?」「太陽光パネルつけたら元は取れるの?」
こんな疑問を抱えている方は、決して少なくないと思います。
高気密・高断熱がウリの一条工務店。
でも、実際に住んでみないと「本当に電気代が安くなるのか?」はなかなかわかりませんよね。
この記事では、実際に一条工務店で13.45kWの太陽光と7kWhの蓄電池を採用して住んでいる私の実体験をもとに、電気代のリアルなデータ・売電の効果・何年で元が取れるのかまで徹底解説していきます。
一条工務店は本当に電気代が安くなるのか?
結論から言えば、一条工務店の家は電気代が非常に安くなりやすいです。
理由はシンプルで、以下のような住宅性能と相性抜群の設備が標準で備わっているからです。
- 全館床暖房+高断熱で冬もエアコン要らず
- 高気密設計で冷暖房効率が良い
- 太陽光パネル搭載前提の設計で発電効率が高い
- オール電化でガス代ゼロ
これらが組み合わさることで、住み始めてから本当に光熱費がかからなくなることを実感しました。
私の実体験:一条の家で電気代が“黒字化”した話
我が家は、太陽光13.45kW+蓄電池7kWhを採用したオール電化住宅です。
以前の賃貸マンションでは、2人暮らしでも電気+ガスで月3万円以上かかっていました。
しかし現在、家族4人で暮らしていても、むしろ“お金が返ってくる”生活をしています。
実際の電気代データ|冬・夏・平均を比較公開
一条工務店に住んでから、最も驚いたのは季節ごとの電気代の差が少ないことでした。
断熱・気密性が高いため、冷暖房の効率がとにかく良いんです。
我が家では、冬は床暖房をフル稼働させ、夏はエアコンを最小限にして生活しています。
実際の月ごとの電気代(売電・買電)とその平均値は以下の通りです。
■ 実際の月別データ(4人家族/太陽光13.45kW+蓄電池7kWh)
季節 | 買電費用 | 売電収入 | 実質収支 |
---|---|---|---|
冬(12〜2月) | 約6,000円 | 約12,000円 | +6,000円 |
夏(7〜9月) | 約3,000円 | 約16,000円 | +13,000円 |
平均 | 約4,500円 | 約14,000円 | +9,500円 |
季節による売電の変動はあるものの、1年通して“黒字”になる生活が成り立っています。
特に蓄電池の活用によって高い時間帯の買電を避けるN式運用が効果的で、蓄電池なしよりも収支が安定します。
我が家の場合はN式運用はまだまだ完璧に運用できてないので、活用すれば毎月1万円超えの収入も夢じゃないです。
売電単価はどう変わる?2025年からの新制度に注意
2025年からの太陽光売電制度では、「出力制御対応型・長期固定価格買取制度(FIT)」が適用されます。
我が家もこの制度の対象で、以下のようなスケジュールになっています。
■ 売電価格の推移(10kW以上/余剰買取)
- 契約開始から4年間:24円/kWh(プレミアム期間)
- 5年目以降:8.3円/kWh
最初の4年間は売電収入が高く、その間にできるだけ回収を進めるのが現実的です。
それ以降は売るより「自家消費」して“買わない”生活を目指すことが求められます。
その点でも一条工務店の蓄電池連携+断熱構造は非常に有利。余剰電力をためて、夜間や雨天に活用できるのが強みです。
元が取れるのはいつ?
導入コスト:約250万円(太陽光+蓄電池)に対して、年間の光熱費削減+売電収入が約17万円前後。
単純計算で14〜15年程度で回収できますが、光熱費の高騰や蓄電池の価格下落によって、10年以内の回収も十分に視野に入るフェーズになってきました。
一条工務店が電気代に強い3つの理由
1. 断熱性が異常に高い(UA値0.25前後)
魔法瓶レベルの家なので、冷暖房の稼働時間が圧倒的に短く済みます。
2. 太陽光パネル標準搭載で発電効率が高い
屋根一体型パネルで見た目もスッキリ&角度最適化により発電効率も良好です。
3. オール電化+さらぽか+蓄電池に完全対応
日常生活でのエネルギー消費を一条側が想定して設計しているため、家電選びから配線設計まで無駄がない。
まとめ|「電気代がかからない家」は現実だった
一条工務店で家を建てて、光熱費がゼロどころか“黒字”になるという暮らしが現実になりました。
もちろん、地域の日照条件や生活スタイルによって差はありますが、住宅性能+設備+仕組みが整えば、光熱費の悩みは確実に減ります。
「住宅ローンに加えて光熱費まで…」という不安を抱えている方には、一条の電気代事情は大きな安心材料になるはずです。
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