「オープン外構とクローズ外構、どっちがいいの?」
「外からの視線が気になるけど、全部囲うのはちょっと…」
そんな悩みを抱えている方へ向けて、家づくりを3度経験した管理人(=私)が、わかりやすく丁寧に解説します。
この記事では、以下のような内容を取り上げます:
- オープン・クローズ・セミクローズ外構の違い
- それぞれのメリット・デメリット
- どの外構スタイルが自分に合っているか
実際に私は「オープン外構→クローズ外構→セミクローズ外構」と、3種類すべての外構スタイルを経験してきました。

えっ、全部試したの!?それって貴重な体験かもっ!



そうそう。だからこそ、それぞれのリアルな感想や後悔も語れるよ。
✅結論:プライバシー重視ならセミクローズ or クローズ外構がおすすめ!
外からの視線が気になる方、小さなお子さんがいる家庭には、セミクローズまたはクローズ外構がおすすめです。
とはいえ、外観の印象やコスト、メンテナンス性などのバランスも考慮する必要があります。
以下でそれぞれのスタイルの特徴や選び方のポイントを詳しく紹介していきます!
📌オープン・クローズ・セミクローズの違いって?
まずは、それぞれの外構スタイルの特徴から見ていきましょう。
ねぇねぇ、「オープン外構」って名前はよく聞くけど、実際どんなの?
簡単に言うと、「囲いのない、開放的な外構」だよ。欧米の住宅でよくあるタイプだね。
🔓 オープン外構とは


塀や門で敷地を囲わず、開放感を重視したスタイルです。
- 敷地と道路の境界をはっきり区切らない
- 視覚的に広く感じられる
- コストが比較的安く済む
一方で、「外からの視線が気になる」「子どもやペットの安全が不安」といったデメリットも。
🔐 クローズ外構とは


門や塀でしっかり囲い、プライバシーと防犯性を高めたスタイル。
- 塀・門扉・フェンスで敷地全体を囲う
- 外からの視線を完全にシャットアウト
- 防犯性が高く、安心感がある



それなら、クローズ外構のほうが良さそうじゃない?



確かに安心感はあるけど、閉鎖的すぎたり、費用が高めだったりするんだ。
🤝 セミクローズ外構とは


オープンとクローズの“いいとこ取り”のスタイルです。
- 一部はオープン、別の部分はフェンスなどで囲う
- 外観デザインや用途に応じて調整しやすい
- 開放感とプライバシーを両立できる
我が家でも現在セミクローズ外構ですが、コスト・視線対策・デザインのバランスが一番良かったと感じています。
🔍オープン外構・クローズ外構・セミクローズの比較
ここでは、それぞれのスタイルのメリットとデメリットを一覧表で比較します。
実際に3スタイルすべてを経験した管理人の体験をふまえて、リアルな視点でまとめました。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
オープン外構 | ・開放感がある ・明るく広く見える ・外構費用が安く抑えられる | ・道路からの視線が気になる ・敷地の境界があいまい ・防犯性はやや低い |
クローズ外構 | ・外部からの視線をカットできる ・防犯性が高く、安心感がある ・重厚感・高級感が出る | ・費用が高くなりやすい ・圧迫感が出ることもある ・庭のメンテナンスが増える場合も |
セミクローズ外構 | ・開放感とプライバシーのバランスが良い ・デザインの自由度が高い ・コストと実用性のバランス◎ | ・設計の工夫が必要 ・外構費用は中程度 ・「どこを囲うか」悩む人も多い |



表にすると一目瞭然だねっ!



うん!比較してみると、自分たちに合ったスタイルが見えてくるはず。
🧩どの外構スタイルが向いている?判断のチェックポイント
ここからは、あなたの暮らしや価値観に合わせて選ぶヒントをお届けします。



「どれが合ってるか」って、何を基準に考えればいいの〜?



大丈夫!ここで4つのチェックポイントに沿って考えていけば、自分にピッタリなスタイルが見えてくるよ。
① プライバシーを重視したいなら?
セミクローズ or クローズ外構が◎
とくに、リビングや庭が道路に面している場合は、目隠しフェンスや囲いがあるだけで日常の快適さが全然違います。
② 予算を抑えたいなら?
オープン外構がおすすめ。
門・塀・フェンスなどが不要になるため、外構費用をグッと抑えることができます。
ただし、プライバシーや防犯対策とのバランスには要注意です。
③ 防犯対策も気になるなら?
クローズ外構が安心。
外からの侵入リスクを下げられ、防犯カメラや門扉ロックとも相性が良いです。
ただし、塀が高すぎると逆に死角ができることも。「守りすぎて危険」がないよう設計時に工夫が必要です。
④ 地域の雰囲気や景観条例もチェック!
たとえば新しい分譲地などでは、「オープン外構推奨」「生垣指定」などのルールがあることも。
我が家も過去に景観ガイドラインでブロック塀NGのエリアに住んでいたことがあり、選択肢が限られた経験があります。



なるほど〜!じゃあ「見た目」と「暮らしやすさ」だけじゃなくて、地域ルールも要チェックってことだね!



その通り!家は一生モノだからこそ、外構選びも“ちょっと慎重なくらい”でちょうどいいよ。
📘実際どうだった?我が家の外構3スタイル体験談
ここからは、実際に3種類すべての外構スタイルを体験した私のリアルな感想をお届けします。
① 1軒目:オープン外構
最初の家は、分譲地でオープン外構がスタンダードという流れに乗って採用。
- 最初は開放感があって気持ちよかった
- でも、子どもが庭で遊ぶときに視線が気になる
- 通行人の目がふと気になる日が増えた
「開放感=気楽さ」とは限らないと感じたのが正直な感想でした。
② 2軒目:クローズ外構
「もう視線は気にしたくない!」と完全に囲うスタイルに。
- 外からの視線ゼロ、圧倒的な安心感
- ただし、塀が高すぎて逆に圧迫感が出た
- 門やフェンスのメンテナンスが地味に大変
「守られすぎてちょっと窮屈」という印象もあり、次回は少し開放感を戻そうと決意しました。
③ 3軒目:セミクローズ外構(現在)
今の家は、「玄関側はオープン+庭側はしっかり囲う」というセミクローズ構成。
- 必要な部分だけ目隠しを設けてバランス◎
- 費用もクローズより抑えられた
- 外構デザインの自由度が高くて楽しい
個人的には「ベストな選択肢」でした。



3つ全部体験してるって、めちゃくちゃ参考になる〜!



ありがとう!だからこそ「人によってベストは違う」って実感してるよ。
ちなみに、外構スタイルを決めるときに“外観映え”ばかりに注目してしまう人も多いですが、「暮らしやすさ目線」で考えると失敗しづらいですよ。
🔚まとめ|「ちょうどいい外構」は人それぞれ。暮らし方に合った選択を
オープン・クローズ・セミクローズ外構、どれが正解ということはありません。
それぞれにメリット・デメリットがあり、あなたの暮らし方や価値観によってベストな選択肢は変わります。
とはいえ、
- プライバシーを守りたいなら「クローズ or セミクローズ」
- 費用重視なら「オープン外構」
- 迷ったら「セミクローズ」で調整する
このような視点で考えると、後悔しにくくなります。



ぼくはセミクローズが好き〜!だってちょうどいいから!



わかる。今の我が家もセミクローズにして本当に良かったよ。
最後にもう一度だけ、あなたに伝えたいことがあります。
外構は、暮らしの快適さと満足度を大きく左右する「家の一部」です。
デザインや費用だけでなく、「あなたと家族が毎日どう過ごすか」という目線で選んでくださいね。
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この記事が、外構選びで悩む方のお役に立てたら嬉しいです🐝
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