お風呂の大きさ、どう決める?|1.25坪にして正解だった理由とサイズ選びのポイント

目次

はじめに

「お風呂のサイズってどれくらいが普通?」「広くすると後悔する?費用は?」

家づくりの中でも、意外と迷うのがバスルームの大きさです。

私自身もすごく悩みましたが、結果的に1.25坪(1620サイズ)を選んで大満足しています。

この記事では、風呂のサイズ別の特徴やメリット・デメリット、リアルな費用感、実際に住んでみた感想まで、家づくり経験者の立場からわかりやすく解説します。


お風呂の大きさってどう選ぶ?まずはサイズの基礎知識

住宅でよく使われるユニットバスのサイズには主に以下のような種類があります:

  • 1216(0.75坪)…賃貸やコンパクト住宅向け
  • 1616(1坪)…標準的なサイズ。建売住宅などによくある
  • 1620(1.25坪)…広め。戸建注文住宅で人気
  • 1624(1.5坪)以上…ホテルライク・高級仕様向け

数字の前2桁は内寸の縦(cm)、後ろ2桁は横(cm)を意味しています。

「1坪」が一般的な基準で、ここから広くするかどうかを検討する流れが多いです。


1坪(1616)と1.25坪(1620)の違いとは?

たった0.25坪=約82cm四方の違いですが、実際に使うとかなり違いを感じます

1坪サイズ(1616)は、

  • 足を伸ばして1人で入浴するには十分
  • 2人以上で入るとやや窮屈
  • 洗い場が狭く感じやすい

1.25坪(1620)は、

  • 洗い場と浴槽の間にゆとりができる
  • 親子で同時に入浴しても余裕あり
  • 窓や収納棚も配置しやすい

「たった少しの差でここまで変わる?」と驚くほど、体感には差があります。


子育て中の家庭には広めのお風呂がおすすめ

お風呂を一緒に使う場面が多い子育て世帯では、洗い場の広さがとても重要です。

子どもを洗って、自分も洗って、浴槽に一緒に入って…という一連の動作が、1.25坪あればかなりスムーズになります。

我が家も子どもと一緒に入る機会が多く、1.25坪にしたことで洗い場がぶつからず快適です。 子どもが成長しても狭さを感じにくく、結果的に長く使いやすい仕様になったと感じています。


広いお風呂は掃除が大変?実は逆だった話

「広くすると掃除が大変なんじゃ…?」と心配する方も多いですが、個人的には逆に掃除しやすくなりました

理由はシンプルで、

  • 作業スペースに余裕がある
  • 壁や床にしゃがまずに手が届く
  • 水がたまりにくい設計(勾配)が多い

特に洗い場が広いと、スクイージーやワイパーの操作もしやすく、全体的にストレスが減ります。 洗面器やイスなどの置き場所に困らないのも快適さに繋がっています。


広い風呂のデメリットとその対策

もちろん広くすれば万能というわけではありません。代表的なデメリットはこちら:

  • 施工費が上がる
  • 浴室乾燥の効率が落ちることもある
  • 水道代・ガス代がやや上がる可能性

とはいえ、断熱性の高いユニットバスを選べば光熱費は大きくは変わらず、乾燥機能も対応畳数の高いモデルを選べば問題ありません

我が家も少し費用は上がりましたが、日々の快適さを考えるとコスパの高い投資だったと感じています。


風呂のサイズと費用感|広くするとどれくらい高くなる?

1坪→1.25坪にした場合の費用差は、おおよそ以下のようになります:

  • 本体価格差:約10〜20万円前後
  • 施工費込みで:15〜30万円増加が目安

グレードやメーカーによって前後はありますが、基本的には0.25坪あたり20万円前後が目安になります。

その分浴槽のグレードアップや断熱性向上なども組み合わせると、さらに金額は上がる可能性があります。


老後や介護も見据えた風呂サイズの考え方

意外と見落とされがちなのが、将来的な使いやすさ。

・介助が必要になった場合
・手すり設置のスペース
・出入口の幅や段差の配慮

1.25坪あれば横に補助スペースを確保しやすく、手すりを付けても窮屈になりにくいです。

また、浴槽もまたぎ高さが低いモデルを選べば、バリアフリー対応もしやすくなります。


筆者の体験談|1.25坪にして本当に良かったこと

我が家は、一条工務店の1.25坪タイプ(1620)を採用しました。

子どもと一緒に入る時に十分なスペースがあり、お風呂タイムがゆったり過ごせます。

広くすると掃除が大変というイメージがあったのですが、実際には作業スペースに余裕がある分、むしろ掃除しやすいと感じました。

費用はアップしましたが、それ以上に日々の快適さと満足感の方が大きく、「思い切って広げて正解だった」と心から思っています。


まとめ

お風呂の広さは、数字以上に「体感」が重要です。

✔ 1坪(1616)は標準的で無難 ✔ 1.25坪(1620)は子育て世帯や将来も見据えるならおすすめ ✔ 広くすると費用は上がるが、快適さ・掃除・介助性でメリット大

「毎日使う場所だからこそ、妥協したくない」 そんな方には、ぜひ1.25坪のお風呂も候補に入れてみてください。

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この記事を書いた人

📊 「FP×経営者」目線で、暮らしとお金の話を発信中。
年商3億超の会社を経営しつつ、現在は宅建の資格も勉強中。
家づくり・節約・投資など、実体験ベースで語ります。

🏡 一条工務店で平屋を建てた施主

家庭では2児のパパ、趣味は釣り。
家づくりの記録から、住宅ローンや補助金の活用法、
暮らしをちょっと快適にするアイテムまで、
実体験に基づいたリアルな情報をお届けします。

「はちぱん住宅ラボ」管理人:はる

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