平屋のおすすめ間取り実例5選|家事動線×回遊×収納で30坪前後でも後悔しない家に!

「平屋の間取りってどう選べばいいんだろう?」

この記事を開いたあなたは、そんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

結論から言うと、住みやすくて後悔しない平屋の間取りを作るコツは『動線』『坪数』『家族構成』の3点に注目することです。

私はこれまで一条工務店で家を建て、さらに住友林業も経験し、最終的にまた一条工務店で平屋を建てました。家づくりを3度経験した立場から、本当に暮らしやすい平屋の間取りに必要なことを体感としてお伝えできます。

この記事では、

  • 回遊動線で家事ラクな間取りのポイント
  • 30坪未満でも快適な空間設計の工夫
  • 3人・4人家族にちょうどいい具体例
  • 実際に住んでみて「やってよかった」間取り

このような内容を、実例・写真・体験談も交えて紹介します。

読めばきっと、自分の家族にとってベストな間取りのヒントが見つかりますよ!

目次

🏠 家事動線を整える間取りのコツは「回遊性」と「直線移動」

家事動線の良い平屋を目指すなら、絶対に意識したいのが「回遊動線」と「直線移動」です。

たとえば、キッチンから洗面所・ランドリールーム・ファミリークローゼットへとスムーズに繋がる動線を確保すると、洗濯や身支度が圧倒的にラクになります。

私の家では、一条工務店で建てた平屋に「キッチン→ランドリー→ファミリークローゼット→脱衣所→お風呂」という流れを取り入れています。
これが本当に便利で、毎日の家事ストレスがグッと減りました。

特に朝は、家族みんなの動きが重なるので、回遊動線があることで「通路の渋滞」が起きにくくなるんですよね。

また、「玄関→シューズクローク→パントリー→キッチン」という動線を作ると、買い物帰りの荷物の片付けがめちゃくちゃスムーズです。

これらを意識するだけで、「あれ?移動に無駄が多いな…」と感じることが激減します。

最近はInstagramやPinterestで「回遊動線 平屋」などのキーワードで間取りを見る方も増えていますが、情報に流されるのではなく、“自分たちの生活スタイル”に合う動線を組み立てるのが成功のコツです。

生活のリズムやルーティンを書き出して、そこから逆算した間取りを設計すると、後悔の少ない家になりますよ。

📏 限られた坪数でも広く快適に見せる間取り配置のコツ

「うちは30坪以下だから間取りが厳しいかも…」と不安に思っている方、大丈夫です。
坪数が限られていても、工夫次第で驚くほど快適な空間が実現

ポイントはズバリ、「空間をどう“見せるか”と“つなぐか”」。

たとえば、LDK+和室を一体化した構成は非常におすすめです。
和室を4.5畳にして、リビングとフラットにつなげることで、視覚的にはかなり広く感じられます。

また、30坪前後の平屋でよく起きる悩みが収納不足。
これを防ぐには、ファミリークローゼット+各部屋に最低1箇所の収納を確保するのがポイントです。

さらに、スペースを効率よく使いたいなら廊下を最小限にすることを意識しましょう。
昔ながらの「廊下で各部屋をつなぐ」構成では、実際に使える居住空間が減ってしまいます。

代わりに、「LDKを中心に全ての部屋にアクセスできる間取り」にすることで、回遊性が高く、かつ面積も有効活用

家族が3〜4人以上になる場合は、トイレを2箇所にするのもおすすめ。
朝の準備が重なる時間帯でも、ストレスが軽減されます。
加えて、“コンセントの位置”や“動線上の収納”など、細かい部分の設計も重要です。
間取り図だけで考えると、実際の生活とズレるケースも多いため、家具配置や家事動線をイメージしながら考えましょう。 コンパクトな家でも満足度を高くするには、以下の3点が鍵です: 部屋数よりも動線と使い勝手を重視する 収納は分散配置して“取りに行きやすさ”を優先 抜け感を意識した間取りで広く見せる 小さい=住みにくいではありません。
坪数にとらわれず、生活スタイルに寄り添った間取りが“後悔しない平屋”につながります。

👨‍👩‍👧‍👦 家族構成別|3人・4人家族にちょうどいい平屋の間取りとは?

平屋の間取りを考えるうえで、「家族構成に合った広さと部屋数」はとても重要な視点です。

ここでは、実際によくあるケースである「3人家族」「4人家族」の場合におすすめの構成例をご紹介します。

👨‍👩‍👧 3人家族の場合(夫婦+子ども1人)

このパターンでは25〜28坪前後で十分に快適な住まいを実現できます。

間取りの例:

  • LDK:18〜20畳
  • 主寝室:6畳
  • 子ども部屋:4.5〜5畳
  • 和室(客間 or 多目的):4.5畳
  • ファミリークローゼット:2.5畳
  • ランドリー兼脱衣室:3畳前後

ポイントは、将来のことも考えて和室を「予備の子ども部屋」として活用できるようにしておくこと。
子どもが2人目になる可能性があるご家庭でも柔軟に対応できます。

👨‍👩‍👧‍👦 4人家族の場合(夫婦+子ども2人)

このケースでは30〜33坪前後が目安になります。

間取りの例:

  • LDK:20畳
  • 主寝室:6畳
  • 子ども部屋:4.5畳 × 2室
  • 和室(多目的):4.5畳
  • 書斎 or ワークスペース:2畳
  • ファミリークローゼット:3畳
  • ランドリー&洗面室:3.5畳

私たち家族もこのタイプに近く、「ランドリー横にファミクロ」を配置したことで、洗濯動線の効率が格段にアップしました。

また、書斎スペースやスタディコーナーがあると、将来テレワークや子どもの学習にも対応しやすくなります。

人数が増えると収納も増えるため、玄関横にシューズクローク(2畳前後)を確保しておくと、アウトドア用品や子どもの物の収納にも便利です。

平屋はワンフロアなので「横に広がる間取り」が基本になりますが、生活の中心(LDK)を軸にして部屋を放射状に配置すると、家族の気配を感じながらも個室のプライバシーを保つことができます。

📝 実際に住んで「やってよかった!」と感じた間取り5選

最後に、家づくりを3回経験した中で「これは本当にやってよかった!」と心から思える間取りのポイントを5つご紹介します。

① キッチン→ランドリー→ファミクロの一直線動線

洗濯・乾燥・収納が一直線に完結することで、家事の移動が圧倒的にラクになります。
特に乾燥機派の方には、「洗って→乾かして→しまう」が数歩で済むこの動線は本当に神です。

② LDKと和室のフラット連携

リビング横に和室を設けて、仕切れば個室・開ければリビングの延長として使える構成。
子どもの昼寝や来客時の簡易寝室として使えるのはもちろん、将来的には親世代との同居にも応用が利くのが魅力です。

③ 玄関周りの収納力

アウターや子どもの遊び道具、キャンプ・釣り用品など、外で使うものは全部SIC(シューズインクローゼット)に収納
おかげでリビングに物が散らからず、掃除もしやすいです。

④ 小さな書斎スペース

2畳の書斎でも、テレワークや趣味の時間にぴったり。
「小さくても“自分の場所”がある安心感」は思った以上に大きく、気持ちの余裕に繋がります。

⑤ トイレ2箇所の安心感

子育て中や来客時に「トイレがかぶらない」のは地味に超ありがたいです。
朝の支度ラッシュや、体調不良のときにもストレスがありません。

図面を見ているだけでは気づかない「生活の中のストレス」って、実はけっこう多いんですよね。
それを事前に潰しておくには、“1日の暮らしの流れ”をシミュレーションして間取りを考えるのが一番おすすめです。

平屋は上下移動がないぶん、横の動線がすべて
家族の「朝→昼→夜」の動きを想像しながら配置すると、住んでからの満足度が大きく変わってきますよ。

実際に住んでみると、図面だけでは気づけなかった細かい部分が大きな満足度に繋がることが多いと感じました。

家づくりの際はぜひ「生活の一日をシミュレーションしてみる」ことをおすすめします。

間取りを考える=部屋を並べる、ではなく、家族の暮らし方をカタチにすること
それが「住んでからもずっと心地よい家」につながります。

迷ったら、ぜひ今回紹介した考え方や実例を参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

📊 「FP×経営者」目線で、暮らしとお金の話を発信中。
年商3億超の会社を経営しつつ、現在は宅建の資格も勉強中。
家づくり・節約・投資など、実体験ベースで語ります。

🏡 一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、3度の家づくりを経験した施主。
ハウスメーカーの違いや後悔ポイント、リアルな比較もふまえて発信中です。

家庭では2児のパパ、趣味は釣り。
家づくりの記録から、住宅ローンや補助金の活用法、
暮らしをちょっと快適にするアイテムまで、
実体験に基づいたリアルな情報をお届けします。

「はちぱん住宅ラボ」管理人:はる

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