こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。

こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。
一条工務店は標準仕様が手厚いメーカーです。だからこそ「ここだけは自分で選びたい」と思ったときに、施主支給という選択肢が出てきます。
わが家は7つを施主支給して、3つは検討したうえでやめました。
先に結論を書きます。
施主支給に向いているかどうかは、品目ではなく「取り付けに工事が絡むか」で決まります。
工事が絡まないものは自分で買ったほうが得で、絡むものは一条に任せたほうが結果的によかった。7つやって3つやめて、はっきりしたのがこれでした。
この記事では、その判断の中身を全部書きます。工賃がいくらかかったのか、減額はいくら出たのか、やめた3つはなぜやめたのか。実際の見積と図面の数字を出しながら進めます。
結論から書くと、できます。
というより、一条の側から「ここは施主支給でお願いします」と指定されている場所がありました。
わが家の照明仕様書を見ると、大壁和室の欄だけこう書かれています。
商品・取付工事ともお客様手配です。
他の部屋には品番と数量と金額が並んでいるのに、和室だけ空欄でこの一文。
つまり和室の照明は、最初から施主が用意する前提で設計されていたということです。
これを見たとき、施主支給に対する見方が変わりました。ハウスメーカーと戦って勝ち取るものではなく、もともと余白として用意されているのだな、と。
実際に自分で買って用意したのは、この7つです。
| 場所 | 施主支給したもの |
|---|---|
| トイレ | ペンダントライト(オーデリック アクア) |
| 和室 | ペンダントライト(イサム・ノグチ AKARI 55D) |
| 外構 | ポスト |
| 外構 | 宅配ボックス |
| 外構 | 表札 |
| 外構 | 門柱 |
| 外部 | 防犯カメラ |
並べてみて、自分でも気づいたことがあります。
7つのうち5つが、家の外まわりです。照明2つを除くと、全部が外構と外部設備。
これは偶然ではなくて、理由があります。あとの章で書きます。
施主支給で最も多く調べられているのが、カップボード(食器棚)です。
結論から書くと、できます。
カップボードを付けずに市販の食器棚を置く選択も普通にとれます。
そのうえで、わが家は2軒とも純正にしました。
グレイスカップボード(ベーシックタイプ・木目調扉)の見積の実額は322,000円。
市販の食器棚なら数万円で買えるので、差は20万円台です。
金額だけ見れば、明らかに施主支給のほうが得。
それでも純正にしたのは、床から天井までの一体感と、背面の壁の造作と間接照明が純正でしか成立しないからでした。
1軒目のときは「20万円あれば他に回せる」と何度も計算し直しました。
2軒目でも同じ金額を払っているので、答えは出ているのだと思います。
判断の軸は「予算を削りたい」以外の理由があるかどうか。
それが無いなら、純正のほうが後悔は少ないはずです。
カップボードそのものの選び方は別記事に書いています。

照明は施主支給の入口として、いちばん手を出しやすいところです。
理由は、作業の切り分けがはっきりしているからです。
ここが分かっていないと、そもそも施主支給の話が始まりません。
後者はコンセントに家電を挿すのと同じ扱いです。だから「引掛シーリングまでは一条にやってもらって、器具は自分で買って自分で付ける」という分け方ができます。
配線側は絶対に自分でやらないでください。資格の問題であり、火災の原因にもなります。ここは一条に任せる一択です。
実務でいちばん大事なのがこれです。
「ここは引掛シーリングにしておいてください」と、打ち合わせの段階で伝える。
ダウンライトのように天井へ埋め込む器具で計画が進んでしまうと、あとから吊り下げ照明に替えるのは簡単ではありません。天井に穴の位置が決まってしまうからです。
施主支給は「買う」より「申告する」ほうが本体だと思っています。買うのは通販で数分ですが、申告のタイミングを逃すと選択肢そのものが消えます。
トイレにはオーデリックのアクア(OP252545LR)を吊るしました。
希望小売価格は18,800円(税抜)ですが、楽天で買ったので実際はもっと安く、さらにポイントも貯まりました。
この器具、一条の照明仕様書にも品番が載っていました。つまり頼めばメーカー経由でも入れられたということです。それでも自分で買ったのは、同じものが安く手に入ってポイントまで残るなら、やらない理由がなかったから。
選ぶときの注意点は別記事にまとめました。この器具は調光器が使えないなど、事前に知っておきたいことがいくつかあります。

和室は、さきほど書いたとおり最初から施主支給の前提でした。
選んだのはイサム・ノグチのAKARI 55Dです。直径55cm・高さ53cm、美濃和紙と竹ひごでできています。
最近は安い類似品もかなり増えました。見た目だけならよく似ています。
それでも本物はめちゃくちゃいいです。点けたときの光の出方が違って、和室に吊るすとそこだけ空気が変わります。ここは値段で妥協しなくてよかったと思っています。
ひとつ落とし穴があります。AKARIはシェード単体で売られていることが多く、コード・ソケット・電球が付いていません。
本体だけ買っても吊るせないし、点きません。器具がセットになっている商品を選ぶのが確実です。商品ページの付属品欄を必ず確認してください。
照明そのものの選び方は、わが家の品番と価格を全部出した記事があります。ライコンや人感センサーの話もこちらです。

施主支給した7つのうち4つが外構まわりでした。ポスト・宅配ボックス・表札・門柱です。
ただ正確に言うと、4つを別々に買ったのではありません。1台にまとまっているものを選びました。
採用したのはリクシルの「機能門柱FK」です。
門柱の本体にポスト・宅配ボックス・表札・照明が組み込まれていて、1台で玄関前が完成します。
最初はポストと表札を別々に選ぶつもりでした。通販にはおしゃれなポストも表札も無数にあるので、そのほうが自由度が高いと思ったからです。
でも並べてみて気づきました。素材も色も質感もバラバラのものが、玄関前に集まることになる。
ポスト単体で見れば格好いいのに、門柱と表札と並べた瞬間に、なんだかまとまらない。ここでけっこう悩みました。
機能門柱にしたのは、デザインが最初からそろっているからです。
家の外まわりで毎日目に入って、来客が最初に見る場所でもあります。ここが散らかると、建物がどれだけ整っていても台無しになると思いました。
機能門柱を選んでよかったと思っているのが、宅配ボックスが最初から組み込まれていることです。
宅配ボックスは後付けできます。置き型のものが通販にたくさんあります。
ただ後から足すと、どうしても「あとで置いた箱」に見えます。玄関前に大きな箱がひとつ増えるので、存在感もそれなりです。
共働きなら宅配ボックスはほぼ必須の設備になっています。後から必要になるのが分かっているものは、最初から入っている形を選ぶほうがきれいに収まります。
※機能門柱FKは仕様の組み合わせが多く、ポストの向き・宅配ボックスの有無・色・サイズで金額がかなり変わります。選ぶ前に構成を確認してください。
やってみて分かった、外構が向いている理由をまとめます。
失敗しても取り返しがつく、というのが大きいです。
建物の中に組み込まれるものは、気に入らなくても壁を壊さないと替えられません。外構まわりはそこが違います。施主支給を初めてやるなら、ここから始めるのがいちばん安全だと思っています。
防犯カメラも自分で用意しました。選んだのはSwitchBotの屋外カメラ(3MP・ソーラーパネルセット)です。
決め手は配線工事がいらないことでした。
ここが施主支給と相性がいいところです。
電源配線が要るタイプだと、屋外コンセントの位置を打ち合わせで決めておく必要があります。電池とソーラーで完結するなら、その打ち合わせ自体が不要になる。建てる前に決めなくていいものは、決めなくていい。打ち合わせは決めることが多すぎるので、これは地味に効きました。
ちなみにわが家は屋外に2口の防水コンセントも付けてもらっています。図面にも「2口 防水付」と記載がありました。使うかどうか分からなくても、屋外コンセントは付けておいて損がないと思っています。高圧洗浄機でもクリスマスの電飾でも、後から欲しくなるので。
これは見落とされがちなのですが、玄関の鍵も施主支給で考えられます。
まず前提として、玄関ドアがダンジュなら、スマートロックは標準で付いてきます。この場合は何もしなくていい。
問題は、スマートキーが有料オプションになっているケースです。
ここは外して、後付けにしてしまって構わないと思っています。
理由は取り付けに工事がいらないからです。
後付けのスマートロックは、ドアの内側にあるサムターン(つまみ)に本体をかぶせて、それをモーターで回す仕組みです。ドアに穴を開けたり配線を通したりしません。だから引き渡し後に自分で付けられます。
ここまで書いてきた施主支給の話と同じ構図です。工事が絡まないものは、建てる前に決めなくていい。
打ち合わせで決めることは山ほどあるので、「後からでも付けられるもの」を打ち合わせの議題から外せるのは、それだけで価値があります。
わが家が使っているのはSwitchBotのドアロックUltraと指紋認証パッドのセットです。
単純に、こちらのほうが使いやすくて便利でした。指紋で開けられること、他のSwitchBot機器と同じアプリにまとまること、そして解錠が速いこと。
じつはわが家、玄関タッチキーがキャンペーンで無料でついてきました。それでも後からSwitchBotを付けています。
タダで付いてきたものを使わずに、お金を出して別のものを買った。書いていて我ながらどうかと思いますが、毎日何度も触るものなので、ここの差は思っていたより大きく出ます。
スマートロックは2種類を使い比べた記録を別記事に書いています。選ぶ前に読んでもらえると失敗しないはずです。

防犯カメラもSwitchBotなので、同じアプリの中に鍵とカメラが並びます。これは実際に使ってみるまで想像していなかったメリットでした。玄関まわりを1つのアプリで見られるのは、思っていたより快適です。
ただし後付けのスマートロックは、ドアのサムターンの形状によって対応可否が変わります。購入前に、必ずメーカーの対応表で自宅のドアが対象か確認してください。ここを飛ばすと、届いてから付かないことが分かります。
施主支給を調べていると必ず出てくるのが「工賃を取られるのでは」という不安です。
わが家の実感を正直に書きます。
工賃がかかったのは、壁掛けテレビくらいでした。
照明は引掛シーリングまでを一条にやってもらって、器具は自分で付けたので工賃という話になりません。外構まわりも同様です。
一方で壁掛けテレビは壁の下地補強と配線が絡むので、ここは工事として発生しました。
整理すると、こういう線引きになります。
| タイプ | 工賃 | 例 |
|---|---|---|
| 差し込む・引っ掛けるだけ | かからない | ペンダントライト(引掛シーリング) |
| 置く・自分で取り付ける | かからない | ポスト・表札・宅配ボックス |
| 下地補強や配線が要る | かかる | 壁掛けテレビ |
つまり「工賃がかかるかどうか」は品目ではなく、工事が発生するかどうかで決まります。
ネットで「一条は施主支給に工賃を取る」「取らない」と両方の話が出てくるのは、たぶんここが混ざっているからです。
※工賃の扱いは営業所・時期・内容によって変わります。必ずご自身の担当者に確認し、回答は書面やメールで残してください。
ここが、この記事でいちばん書きたかったことです。
検討して、やめたものが3つあります。施主支給の記事は「やってよかった」ばかりになりがちですが、やめた側にこそ判断材料があると思っています。
エコカラットは当初、外注するつもりでした。でも最終的に一条の施工に戻しました。
理由は単純で、わが家の場合は外注してもほぼ同額だったからです。
ここは誤解のないように書いておきます。エコカラットは、施工範囲や商品によっては外注で6〜7割まで抑えられることがあります。
広い面積に貼るなら差は出ますし、選ぶ商品によっても変わる。「エコカラットは外注しても安くならない」わけではありません。わが家の条件ではほぼ同額だった、というだけです。
それと、金額以外にもうひとつ考えたことがあります。施工の質は結局のところ職人さん次第だということ。
タイルを貼る仕事は、目地の通り方や角の納まりで仕上がりが変わります。安いほうを取るか、段取りごと任せられるほうを取るか。ここは正直いまでも悩ましいところだと思っています。
施主支給の記事は「安くなる」という話ばかりになりがちですが、実際に見積を並べてみると差が出ないものがあります。そして差が出ないなら、施主支給する意味はありません。
一条に任せたほうが、こうなります。
数万円の差もないのに、この手間を自分で背負う理由がありませんでした。
FPの仕事柄、つい金額だけで比べたくなるのですが、施主支給は「差額 ÷ 自分の手間」で見ないと判断を誤ります。ここは冷静になれてよかったと思っています。
だから施主支給を検討するときは、まず一条の見積を出してもらって、通販価格と並べる。これを飛ばして「施主支給のほうが安いはず」で動くと、手間だけ増えて終わります。
シーリングファンも施主支給を考えました。天井に付けるものなので、照明と同じ理屈でいけるはずだと思ったからです。
結果はエコカラットと同じでした。あまり値段が変わらなかったので、一条にお願いしました。
シーリングファンは照明と違って重量があり、天井の下地補強が要ります。
つまり引掛シーリングに引っ掛けて終わり、にはなりません。取り付けに工事が絡む以上、「器具だけ自分で買う」の旨みが小さくなります。
照明の施主支給が成立するのは、工事の切り分けができるからでした。その切り分けができないものは、施主支給の効果が落ちる。シーリングファンで実際にそうなりました。
エアコンは、施主支給の定番として名前が挙がる設備です。家電量販店で買ったほうが安い、という話をよく見ます。
実際、多少は安くなります。それでもわが家は一条に頼みました。理由は金額ではありません。
エアコンは穴を開けて、冷媒管を通して、外壁を貫通させる工事です。高気密高断熱の家に穴を開ける作業を、誰がやるか分からない状態で任せたくありませんでした。
ここは数万円の差より、家の性能を守るほうを取った形です。長い目で見れば一条に頼んでよかったと思っています。
エアコンの台数や機種の考え方は別記事にまとめました。

並べてみると、やめた3つには共通点がありました。
逆に、うまくいった施主支給は全部「工事が絡まないもの」でした。引掛シーリングに引っ掛ける照明、置くだけの門柱、サムターンにかぶせる鍵、ソーラーで動くカメラ。
施主支給に向いているかどうかは、品目ではなく「工事が絡むか」で決まる。
7つやって、3つやめて、いちばんはっきりしたのがこれでした。
ここまで施主支給の話をしてきましたが、「一条に頼むと定価で高い」という前提で書いているわけではありません。
照明に関して言うと、一条経由でも、だいたい定価の半額くらいで入れられます。
メーカー品を定価で買わされるわけではない。ここは最初に知っておいたほうがいいところです。「施主支給しないと損をする」という話ではありません。
それでも私がネットを勧めるのは、理由が2つあるからです。
トイレのアクアがまさにそうでした。希望小売価格は18,800円(税抜)。一条経由なら半額前後で入ったはずですが、楽天で買ったらそれよりさらに安く、そのうえポイントまで残りました。
1つあたりの差は数千円かもしれません。それでも自分で選んで、自分で買って、自分で付けたものが家にあるのは、単純に楽しいです。金額の話だけで施主支給をしているわけではない、というのが正直なところです。
ただ、「予算を下げたい」が目的なら、照明はそこまで効きません。
1点あたり数千円の差なので、家全体で見ても大きな金額にはならないからです。
やってみた実感として、値段を抑えられるのは外構工事のほうです。
扱う金額の桁が違いますし、業者によって見積の幅も大きい。ここで差が出ると、照明を10個変えるより効きます。
整理すると、こう使い分けるのがよさそうです。
この順番を取り違えると、手間をかけた割に予算が下がらないということになります。私も最初は照明で節約するつもりでいたので、ここは早めに気づけてよかったところです。
施主支給を考えはじめると、必ず隣にある話が「減額」です。
標準に含まれているものを外して、そのぶん安くしてもらう。ここに落とし穴があります。
見積を見返すと、わが家が「取り止め」で下げたのは1項目だけでした。
| RAYエアコン室内機 取り止め(施工費含む) | −40,000円 |
4万円です。正直、思っていたより小さいと感じました。
設備を1つまるごと外して、この金額。ここで「減額で予算を作る」という発想は捨てました。
ちなみにRAYを外したのは金額のためではありません。床暖房と併用できず、壊れたときに同時に使えなくなるという構造が引っかかったからです。除湿も再熱ではないので冷えすぎる。判断の中身は別記事に書きました。
ここがいちばん伝えたいところです。
標準仕様を外しても、減額が0円のものがあります。
標準に「含まれている」というのは、その分の金額が個別に積まれているという意味とは限りません。一式でパッケージになっているものは、抜いても総額が動かない。だから「使わないから外してください」と言っても、安くならないことがあります。
これを知らずに外すと、いちばんもったいない結果になります。使えたはずの設備を手放したのに、1円も安くなっていない。
だから聞き方はこれ一択です。
これを外すと、いくら下がりますか。
「外せますか」ではなく「いくら下がりますか」。
金額が出てこないなら、その項目は減額の対象になりません。下がらないなら、外さずにもらっておけばいい。使わなくても損はしません。
これは実感として書いておきたいことです。
わが家で金額が大きく動いたのは、削った側ではなくキャンペーンの側でした。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| フロントオープン型食洗機+乾燥機グレードアップ | 250,000円がキャンペーンでサービス |
| 断熱等性能等級7へのグレードアップ | 断熱王キャンペーンでサービス |
| 玄関タッチキー | キャンペーンで無償 |
食洗機のグレードアップだけで25万円です。取り止めで作った4万円とは桁が違います。
断熱等級7に至っては、性能そのものが1段上がっているのに追加費用がゼロ。ここは運が良かったとしか言いようがありません。
FPの仕事柄、つい「どこを削るか」から考えたくなるのですが、一条の場合は「いま何が無償で乗るか」を先に確認するほうが、金額のインパクトが大きいと思いました。
キャンペーンは時期で入れ替わります。打ち合わせのたびに「今なにかキャンペーンありますか」と聞いてください。向こうから全部を教えてくれるとは限りません。条件や対象は時期・地域・商品で変わるので、必ず担当者に確認し、回答は書面やメールで残してください。
7つやって3つやめた経験から、順番を整理しておきます。
4番がいちばん取り返しがつきません。物は後から買えますが、下地は後から入りません。
標準に含まれているものを外す場合と、もともと見積に載っていないものを自分で用意する場合で話が変わります。「外したらいくら下がるのか」を必ず金額で聞いてください。思ったほど下がらないことがあります。
自分で買ったものは、販売店とメーカーが窓口になります。一条の窓口ではありません。
不具合が出たときに自分で連絡して手配することになるので、そこを面倒に感じるなら施主支給に向きません。
照明と外構まわりです。作業の切り分けがはっきりしていて、失敗しても取り返しがつきます。
逆にキッチンや洗面台のような造作に絡むものは、互換性や納まりの検討が必要になるので、最初の1つには向きません。
引掛シーリングに照明を付けるだけなら数分で終わります。
ただし配線をいじる作業は電気工事士の資格が必要です。ここは絶対に自分でやらないでください。
施主支給は「安くするための裏ワザ」ではなくて、気に入ったものを自分の家に入れるための手段だと思っています。
安くなればうれしいですが、差額が小さいなら任せたほうが早い。わが家がエコカラットで学んだのは、そこでした。
そのうえで、自分で選んで買って付けたものが家にあるのは、単純に楽しいです。
トイレの照明も和室のAKARIも、玄関前の門柱も、見るたびに「これは自分で決めたやつだ」と思えます。金額では説明しづらいですが、そこがいちばんの理由かもしれません。
和室の照明が「お客様手配」だった話は、和室の記事にも詳しく書いています。
