こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。

こんにちは、はちぱん住宅ラボのはるです。
私は一条工務店 → 住友林業 → 一条工務店と、これまでに3回家を建ててきました。
今の家で一条は2回目です。
同じメーカーをもう一度選んだ理由も含めて、実際に住んでわかったことを書いています。
数字や寸法は、できるかぎり自分で測ったものを載せています。
一条工務店で家を建てると、ほぼ全員が一度ぶつかる問題があります。
それが「カーテン、どうする?」です。
ハニカムシェードが付いているので「カーテンいらないでしょ」と思いきや、住み始めると付けたくなる場所が出てきます。
そして調べ始めると、提携業者に頼むか、自分で付けるかで金額が10倍近く変わることに気づきます。
この記事では、一条の家でカーテンを付ける3つのルートを費用込みで比較し、「窓枠にビスを打っていいのか」「下地はどこにあるのか」という一番つまずくポイントまで整理しました。
打ち合わせ中の人も、入居後に困っている人も、これ1本で判断できるようにしています。
はちぱん


先に全体像を出します。
一条の家でカーテンを付ける方法は、実質この3つです。
| ルート | 費用感 | 手間 | 仕上がり | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ①提携業者に頼む | 高(1部屋で10万円超の実例あり) | ほぼゼロ | ◎ジャストサイズ | 入居時から完璧にしたい人 |
| ②ニトリ等でDIY | 安(2部屋で約1.1万円の実例) | 2時間程度 | ○既製サイズ次第 | コスパ重視・DIYできる人 |
| ③突っ張り棒 | 最安(数千円) | 10分 | △見た目は妥協 | 穴を開けたくない・とりあえず対策したい人 |
数字で見ると衝撃的です。
公開されている施主の実例では、提携業者でリビングのレースカーテンだけを頼んで11.7万円、一方でニトリのレール+カーテンを2部屋分DIYして合計10,958円という報告があります。
もちろん、内容がまったく同じではありません。
ただ「同じ“窓を布で覆う”という目的に、これだけの価格差がある」という事実は知っておいて損はないはずです。
※金額はいずれも施主が公開している実例です。窓のサイズ・枚数・グレード・時期によって変わります。
まずここを決めないと、費用の話をしても意味がありません。
結論から言うと、「全窓には要らない。でもゼロでもない」です。
ここが最重要ポイントです。
「一条はカーテンいらない」という話が噛み合わないのは、ハニカムのタイプによって遮光性能がまるで違うからです。
| ハニカムのタイプ | 遮光性 | カーテンの必要性 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 遮熱タイプ(寝室など) | 非常に高い | ほぼ不要 | 下ろすと昼か夜かわからないレベルまで暗くなる |
| 断熱タイプ(標準的な部屋) | 中程度 | 用途による | 意外と光を通す。真っ暗にはならない |
| レースタイプ | 低い | 目的次第で必要 | 視線カット用。遮光目的では機能しない |
わが家は全窓にハニカムを採用していますが、寝室に入れた遮熱タイプは本当に真っ暗になります。
ここにカーテンを足す意味はまったくありませんでした。
ハニカムのタイプ別の選び方はハニカムシェード完全ガイドで詳しく書いています。
一方で、リビングには結局あとからカーテンを付けました。
理由は遮光でも断熱でもなく、「見た目」です。
施主の声を集めると、後付けの動機はだいたいこの4つに集約されます。
特に1番目は、写真では伝わらないけれど住むと効いてきます。
一条の家は内装がシンプルなので、カーテンが「部屋の主役級のインテリア」になります。



逆に、以下の窓はハニカムだけで十分だと考えています。
「全窓に付ける」前提で見積もりを取ると、それだけで数十万円コースになります。
まず「本当に要る窓」を3〜5箇所に絞るところから始めてください。
一条では、引き渡しの2〜3ヶ月前あたりにカーテンの打ち合わせが案内されます。
提携のインテリア業者(ジアスなど。担当の展示場によって異なる場合があります)を紹介してもらい、ショールームで選ぶ流れです。
最後の「入居時点で付いている」は、地味ですが大きな価値です。
引っ越し直後は、カーテンを買いに行く余裕なんてありません。
その状態で窓が丸見えの家に住むのは、想像以上にストレスになります。
唯一にして最大の弱点です。
公開されている実例では、リビングのレースカーテンのみで11.7万円という報告があります。
これに寝室・和室・子ども部屋などを足していくと、家全体で数十万円規模になることも珍しくありません。
ここで働くのが、家づくり特有の心理です。
数千万円の契約をした直後なので、10万円が「安く」感じてしまう。
これは多くの施主が口を揃えて言う「金銭感覚のマヒ」です。
カーテンの打ち合わせはまさにその時期に来るので、意識的にブレーキをかける必要があります。






おすすめはハイブリッドです。
提携業者の本当の価値は「割引」ではなく「既製品では対応できない窓を解決してくれること」です。
そこにだけお金を使うのが、いちばん費用対効果が高いと思います。
いちばん現実的なコスパルートです。
実際にやった施主の費用内訳が公開されているので、そのまま紹介します。
| 品目 | 仕様 | 金額 |
|---|---|---|
| カーテンレール(リビング) | シングル・120〜210cm伸縮 | 599円 |
| カーテンレール(ダイニング) | シングル・170〜310cm伸縮 | 999円 |
| カーテン(リビング) | 丈223cm × 幅200cm | 3,880円 |
| カーテン(ダイニング) | 丈223cm × 幅150cm × 2枚 | 5,480円 |
| 合計 | 10,958円 | |
作業時間は2部屋で約2時間。
提携業者でリビング1部屋10万円超だったことを考えると、2時間の作業で10万円近く浮く計算になります。
時給換算するとかなりの高効率です。
DIYに抵抗がない人なら、迷う理由はあまりありません。
DIYで唯一にして最大の関門がこれです。
石膏ボードにそのままビスを打っても、カーテンの重みで確実に抜け落ちます。
必ず「下地(木材)が入っている位置」を探して、そこにビスを打つ必要があります。
探し方は3つあります。
| 方法 | コスト | 精度 | コメント |
|---|---|---|---|
| 磁石 | ほぼ0円 | ◎ | いちばん確実。石膏ボードを留めているビスに磁石が吸い付く=その奥に下地がある |
| 下地センサー | 3,000円前後 | ○ | 壁の厚みや配線を誤検知することもある |
| 針式の下地探し | 1,000円前後 | ○ | 壁に小さな穴が開く |
意外に思うかもしれませんが、強力な磁石をゆっくり壁に滑らせる方法が、いちばん安くて確実です。
石膏ボードは必ずビスで下地に留められているので、磁石が吸い付いた点を縦に何箇所かたどれば、下地のラインが浮かび上がります。
見つけた位置はマスキングテープで印を付けておくと作業がスムーズです。
失敗しやすいのは2番目です。
左右で数ミリ高さがズレると、カーテンを掛けたときにハッキリ傾いて見えます。
面倒でも、仮止めして一度離れて眺めるステップを飛ばさないでください。
ビスの長さは4cm前後を目安にしてください。
石膏ボードの厚みを超えて下地に届く必要があるため、3cmだと下地に届かず、効かないことがあります。
レールに付属しているビスが短い場合は、別途買い足すのが安全です。
「壁に穴を開けたくない」「賃貸感覚で済ませたい」という人はこれです。
数千円、作業10分で終わります。
突っ張り棒には大きく2種類あります。
| 種類 | 固定方式 | カーテン用途 |
|---|---|---|
| バネ式(安価なタイプ) | 内蔵バネの反発で突っ張る | 不向き。カーテンの重みで落ちる |
| ジャッキ式 | ネジを回して強く突っ張る | ◎これを選ぶ |
カーテンは想像よりずっと重いので、バネ式だと数日で落ちます。
必ずジャッキ式(ネジを回して固定するタイプ)を選んでください。
耐荷重の表記も必ず確認しましょう。
| 判定 | 理由 | |
|---|---|---|
| 窓枠の内側に収まる小窓 | ◎ | 両側に壁があるので突っ張りが効く |
| 腰窓 | ○ | 幅が広すぎるとたわむ |
| 掃き出し窓(大きい窓) | △〜× | 幅・重量ともに厳しい。落下リスク |
| 出っ張りのない壁面 | × | そもそも突っ張る先がない |
つまり「小さい窓の応急処置」として割り切るのが正解です。
リビングの大きな窓に使おうとすると、まず失敗します。
検索でもよく出てくる疑問です。
結論を先に書きます。
窓枠は木でできているので、物理的にはビスがしっかり効きます。
実際、窓枠の内側にレールを「天井付け」する方法を選んでいる施主もいます。
この方法のメリットは大きいです。
ただし注意点があります。
開けた穴は元に戻せません。木枠は交換が難しく、目立つ場所なので失敗すると一生見ることになります。
また、窓枠内に付けるとハニカムシェードと干渉する可能性があるので、必ず先に確認してください。






これがこの記事でいちばん伝えたいことです。
まだ着手承諾前・建築中の人は、「将来カーテンレールを付けたい窓の上に、下地を入れておいてください」と依頼できます。
費用は壁掛けテレビの下地補強などと同様、たいした金額にはならないことがほとんどです。
これをやっておくと、入居後に何が変わるか。
下地は、後から入れることができません。
ハニカムの電動化と同じで、打ち合わせ段階でしか手に入らない自由度です。
「カーテンは要らないと思うけど、念のため」で頼んでおく価値は十分にあります。
DIYルートを選ぶなら、ここが成否を分けます。
既製カーテンが「安っぽく見える」原因のほとんどは、生地の質ではなくサイズが合っていないことです。
測るのは窓の幅ではありません。
カーテンレールの「ランナー(フックを掛ける輪)の端から端」までを測ります。
そして、その数値をそのまま買ってはいけません。
この5%のゆとりが効きます。
ピッタリで買うと閉めたときに生地がピンと張って、隙間から光が漏れます。
少し余らせることで、きれいなヒダが出て高級感が生まれます。
丈もランナーの下端が起点です。窓の上端ではありません。
| 窓の種類 | 測る場所 | 仕上がりの目安 |
|---|---|---|
| 掃き出し窓(床まである窓) | ランナー下端 → 床 | 測った数値−1cm |
| 腰窓(腰高の窓) | ランナー下端 → 窓枠の下端 | 測った数値+15〜20cm |
掃き出し窓で−1cmにするのは、床に擦れると生地が傷み、ホコリを巻き込むからです。
逆に腰窓で+15〜20cm足すのは、窓枠より下まで覆わないと光と冷気が漏れるためです。






既製品の丈は135cm/178cm/200cm/220cmあたりが中心です。
幅は100cm×2枚が最も一般的なセット。
採寸した数値がここから大きく外れる窓は、無理に既製品で妥協せず、オーダーか提携業者に回すのが正解です。
ここが「提携業者にお金を払う価値がある窓」の見極めラインになります。
窓を覆う方法はカーテンだけではありません。
一条の家では、場所によって別の選択肢のほうがハマることがあります。
| 種類 | 特徴 | 相性の良い場所 | 費用感 |
|---|---|---|---|
| カーテン | 柔らかい印象。洗える。安い | リビング・寝室 | 安〜中 |
| ロールスクリーン | スッキリ。開閉は上下のみ | 自在棚の目隠し・小窓・階段 | 中 |
| プリーツスクリーン | 和の雰囲気。上下2段切替も可 | 和室・畳コーナー | 中〜高 |
| バーチカルブラインド | 縦のラインで天井が高く見える | 大きな掃き出し窓 | 高 |
特に使い勝手がいいのがロールスクリーンです。
窓だけでなく「自在棚や収納の目隠し」に使えるのが強みで、扉を付けるより安く、見た目もスッキリします。
和室・畳コーナーがある家なら、プリーツスクリーンも検討してみてください。
カーテンだと和の空間から浮いてしまうことがあります。
一条の家は断熱も遮光もハニカムが担当してくれます。
つまりカーテン側に高い機能を求める必要は、実はあまりありません。
| 機能 | 一条の家での必要度 | コメント |
|---|---|---|
| ミラーレース | ◎高い | 昼間の外からの視線をカット。ハニカムを上げたまま過ごせる時間が増える |
| 遮光(1級・2級) | △低い | 遮熱ハニカムがあれば不要。予算の無駄になりやすい |
| 断熱・保温 | △低い | ハニカムと窓性能で足りている |
| 防炎 | ○ | キッチン近くの窓なら検討価値あり |
| ウォッシャブル | ◎高い | 洗えないと結局そのまま。長く使うなら必須級 |
つまり狙い目は「ミラーレース + 洗える」の組み合わせ。
遮光機能にお金を払うより、こちらのほうが体感の満足度が高くなります。
1〜4は入居後にやり直しが効きますが、5番だけは戻れません。
建築中の人は、この記事を閉じる前にメモしておいてください。
4LDK・一般的な窓構成を想定して、3パターンで比較します。
| パターン | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| フル提携 | 主要な窓すべてを提携業者でオーダー | 30〜50万円規模 |
| ハイブリッド(おすすめ) | リビングのみ提携+他はDIY/付けない | 12〜18万円程度 |
| フルDIY | 必要な3〜5箇所をすべて自分で | 2〜4万円程度 |
差額は最大で40万円以上。
これはエアコン1台分どころか、外構の一部が賄えるレベルの金額です。
もちろん「全部プロに任せて完璧にしたい」も立派な選択です。
ただその差額が何に化けるのかを知ったうえで決めるのと、知らずに流れで決めるのとでは、納得感がまったく違います。
迷ったら、この順番で判断してください。
大半の家は、「リビングだけ少し良いものを、あとはDIYか付けない」で最適解になります。
一般的に引き渡しの2〜3ヶ月前に案内されます。
ここで即決せず、「一度持ち帰ってニトリの価格と比べます」と言えるかどうかで数十万円変わります。
多くの窓は規格化されているので、既製サイズで対応できるケースが多いです。
ただし丈が合わないと一気に安っぽく見えるので、必ず自分で採寸してください。
実例では丈223cmのカーテンが使われています。長すぎるより、床から1〜2cm浮くくらいが美しく見えます。
大アリです。むしろ一条ではこれが主流だと思います。
遮光はハニカムが担当してくれるので、カーテンは「見た目」と「昼間の視線カット」だけ担えばいいからです。
ミラーレースなら、昼間の外からの視線もカットできます。
カーテンとレール自体はいつでも後付けできます。
後付けできないのは下地補強だけです。
そこさえ押さえておけば、住みながらゆっくり決めて問題ありません。
結露は「窓とハニカムの間に、動かない冷たい空気の層ができる」ことで起きます。
カーテンを足しても根本原因は変わりません。
対策の本命はハニカムを下まで完全に閉め切らず、10〜15cmほど開けて空気を動かすことです。
一条の家のカーテンは、「全窓に必要」でも「まったく不要」でもありません。
要点はこの4つです。
カーテンの打ち合わせは、ちょうど金銭感覚がマヒしている時期に来ます。
そこで一度立ち止まれるかどうかで、数十万円が変わります。



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